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このところの暖気と出し風で流氷本体はすっかり見えなくなりました。
ガリンコ号の予約をキャンセルして蕎麦を食べに来る観光のお客様が結構いらっしゃいます。
ガリガリ氷を砕かないガリンコ号など何の魅力も感じない証拠でしょう。
それにしても乗船料が高すぎる!!
網走の流氷砕氷船のオーロラ号に合わせたのかもしれませんが、
沖合いまで出ることが出来る網走に比較し割高感があるのは明らかです。
1500円ぐらいにならんもんでしょうかねぇ~。
地方から知り合いが3人ぐらい訪ねてきたとしても、今の料金では『ガリンコ、乗ってみようよ!』なんて気軽に言えませんて。
ガリンコ公社の社長は市長のはずです。
この高い料金の背景に天下った市のOBの人件費が影響してる、などということはないでしょうな。
この間、何回かに分けてアイスランド共和国や流氷観光について取材していた北海道新聞さん。
何年か前に民間から公社の役員に抜擢され新しい試みをいろいろ企画されたAさんや、
女性船長として話題を呼んだBさんが辞めてしまったいろんな事情を含めて取材してくれませんかね。
高いと言えばもうひとつ。
これも北海道新聞に載っていた記事なんですが、美幌町の町議会議員の報酬引き下げが否決されたと言う記事に関連して近隣市町村の議員報酬が書かれていました。
それによると、なんと紋別市の議員報酬は360000円だって!!
市民がやっとこさ払っている血税から払われているんですよ!
払うだけの価値のある仕事をしている議員さんが何人居ますか!?
極論ですが今のような屁たれ議会ならば、各町内会の会長が議員の代わりをボランテァでやればそれで充分。
7月あたりに市議会議員の選挙があるそうですが、
なんだか馬鹿馬鹿しく言いようも無い虚しさを感じるのは自分だけでしょうか。



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今年の流氷祭り期間は平日だった12日の金曜日を除き、連日30人様超えの大盛況。
東京から、はたまた富良野や室蘭からと、観光客の皆さんにもたくさん寄っていただきました。
仕事の合間に少しだけお話を聞いてみると、インターネットで検索して知ったとの事。
ネットの宣伝効果を思い知らされた今年の流氷祭りでした。
今時の皆さんはカーナビを持っておられ、当店の所在地を入力して辿り着いているようなのですが、
ほぼ90パーセント以上の確率で店の崖下の市道を挟んだ市営住宅付近に案内されるのです。
迷いましたとの電話があると、繋ぎっぱなしにして道順をお教えするのですが、
店名検索は無理にしても宅地造成が成され地番が付与されたらならば、きちんと変更かけて欲しいものです。
流氷祭りも毎年同じ様な催し物ばかりで、『流氷』という言葉に魅せられて地方から訪れる観光客にとっては、何の魅力も無い祭りになっていることをどれだけの関係者が自覚しているのでしょうか。
氷海運行が出来ないガリンコ号をキャンセルして、当店に寄ってくださったお客様が結構いらっしゃいます。
祭り会場にも食事が出来るところがいろいろあるにもかかわらず、
こんな辺鄙なところまで訪ねて下さるということは有り難いと思うと共に、
祭りのあり方について考え直す時期に来ているのではないかと老婆心で申し上げたい。
数年前までの流氷祭りも港祭りも海産祭りも、祭りという祭りで売られている紋別の名物と称する海産物のほとんどが在庫品の処分みたいなもんで、何人もの知人から「もう買わない」という感想を聞きました。
漁師町の特色のひとつに、資源保護なんぞなーんにも考えず獲れるだけ獲っちまおう,
自分たちさえ良ければ後は知らねぇよ、という心根がそんな商売のあり方に影響を与えているような気がします。
自慢話をひとつ。
東京からいらしたカップルのお客様がにの字の蕎麦を召し上がられた感想です。
「蕎麦好きで、東京の蕎麦屋をたくさん廻っているけれど、ここはダントツで旨い!!」
お世辞半分にしても嬉しかったですねぇ~。
蕎麦の旨さは原料が占める割合が8割、店の雰囲気、接客が1割、打ち手の技術が1割と言われています。
日々精進を重ね、雰囲気、接客、打ち手の技術が1割を超え、
10割を凌ぐ旨さの蕎麦を目指し頑張りたいと思います。



幾筋もの帯状の流氷はなかなか接岸しません。
今週末からの流氷祭りには間に合うように登場して欲しいものです。
流氷祭りといえば、ついこの間の北海道新聞にある記事が載っていました。
お祭りの期間の前後、市民有志が組織するアイスランド共和国という団体が
いろいろなイベントを催しているのですが、
この団体の活動に対し紋別市が結構な額の補助金を支出しているにもかかわらず、
費用対効果が薄いんじゃねぇのかと、道新さんは記事の中で言っておるのです。
たとえば今年から始めた氷のレストランや手打ち蕎麦屋に訪れる観光客も市民もほとんど居ないよと。
(手打ち蕎麦屋が繁盛されたら困るけど…)
ほんとにそうだと思います。
あんなに街から外れ、吹きっさらしの寒風が吹きまくるところに誰も行きませんて!
その取材に対し、アイスランド共和国のなんだか大臣という人が、
自分たちの飲み食いは自分たちのお金でやっているなどという、
チョー勘違いで噴飯もののコメントも書かれていました。 
北海道新聞が言いたかったことはそんなことではなく、
長年続けてきたことによる独りよがりの閉鎖性、お客さんをもてなす心やテクニックの欠落を問題視しておるのです。
メイン会場変更したらどうかなぁ~。
港祭りとおんなじように、旧駅前から港への縦通り使っちゃいませんか。
場所的に大氷像の製作が無理ならばそんなもん無くてもいい。
アイデアで勝負です。
はまなす通り各店対抗人間ばんばなんちゅうのはどーでしょうか!
それぞれの店のママとナンバーワンのおねぇちゃんを乗っけたボブスレーを引っ張って、
何人かの常連のお客さんが港の方からトッカリの湯方向に向かって駆け上がる!!
優勝賞金10万円位にしたら盛り上がるでしょうな。
なんだか共和国に使う何分の一かの補助金で済みますよーん。

jal.jpg皆さん正月疲れなのか、やっと二桁みたいな日が続いています。
聞くところによると、他の飲食店も似たような状況らしく、コンビ二でさえも大幅に売り上げが落ち込んでいるらしい。
政権が変わっても地方の疲弊は止まりません。
年末のテレビ番組でお決まりの上野アメ横中継をやっていましたが、
あの賑わい様を見て、よその国の映像みたいに感じたのは自分だけでは無い筈です。
不況の程度が違うと言ってしまうとそれまでですが、それほど困っていない人達の中に一部非常に困っている人達が居る社会と、ほとんど困っている人達の中に多数の本当に困っている人達が居る社会との格差がどんどん広がっているようです。
母親から何億もの小遣いを貰っちゃった総理大臣や、三億だか四億だかの箪笥貯金をしていた幹事長がいる政権が、地方の痛みを分かった様なことを言っても言葉だけが虚しく響く。
JALのOB連中もさんざんごねておきながら、三分の二の同意が得られなければ、高額な企業年金が三割減から六割減になるといわれた途端に賛成するなぞ本当にみっともない。
てな訳で新年早々ぼやいてしまいましたが、今の時季、新蕎麦の味も落ち着き、本当に旨いお蕎麦をお出しすることが出来ます。
氏素性の明らかな蕎麦と国内産の素材にこだわった出し汁が醸し出す協奏曲を、窓一面の冬枯れの景色と共に、どうぞにの字でお楽しみ下さい。

 



大晦日から元旦にかけて大荒れの天気が日本列島を襲っているようですが、
紋別は暖かく穏やかな年明けを迎えています。
31日はご予約を頂いた年越し蕎麦のお渡しのみで、
通常の営業は休まさせていただきました。
ところが結構お蕎麦を食べにご来店されるお客様は多く、
今年はどうしようかなと今から考えちまってます。
世の中、不景気不景気と言っていますが、
テレビ中継の上野アメ横や築地の場外市場の賑わいを見ると、
格差社会といわれている今、職も無く寝るところも無い本当に困っている人と、
余力を持ちながら困っている人との格差が広がっているのかなと感じてしまいます。
蕎麦の需要が落ち込んでいるという新聞記事が昨日載ってましたが、200円台でそれなりの弁当が買える時代に、600円以上のお金を使って蕎麦を食べることは贅沢なことかもしれません。
でも人間にとって食べるという行為は、ただ単純に空きっ腹を満たすだけのものではないはずです。
蕎麦に例えるならば、まず出された蕎麦の色艶、切り口などを目で楽しみ、
口に含んだときの舌ざわりや歯ざわり、喉を落ちていくときの微かな蕎麦の香りやざらつき感を感じながら楽しむなど、人間が持つ五感を総動員させても味わいきれない深いものがあるのです。
その様な感覚が軽んじられたり無視されたりするような時代にはなって欲しくはありません。
今、食育という事が盛んに言われています。
国や自治体の重点目標に入っているようで様々なイベントが開かれていますが、
食育はイベントじゃない。
一昔か二昔に返って、婆ちゃんがどのようにして食事を作っていたかを思い出せばいい。
みんな化学調味料など使わずに味噌汁の出汁を摂っていたはずです。
ちゃんと作られた味噌汁を毎朝食べる、そんな事が食育の原点ではないのかなと思います。
通常にの字は朝5時から店に出ます。
2時間から3時間掛けて蕎麦を打ち、その日のかけ汁を作ります。
かけ汁に使用する食材は、国産の干し椎茸、厚岸の昆布、四国は土佐の宗田節と鯖節です。
蕎麦は勿論のこと、汁の作り方にも江戸時代からの伝統にこだわり、
昔ながらの味を再現することに務めています。
書類の上だけで『食育』という言葉を躍らせているお役人さん達、
ぜひ当店の蕎麦と汁を味わって下さい。
そして無駄な『食育とやらのイベント』に税金を使わずに、
まっとうな仕事をしている蕎麦屋を助けてくれませんかね。







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