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手打蕎麦 にの字
二宮 憲彦 を送る会

「送る会」を下記の通り執り行うことと致しましたので
ご多用中とは存じますがご参席賜りますようご案内申し上げます

日 時 9月25日(日) 午後6時
場 所 ホテルオホーツクパレス2Fパレスホール
    紋別市幸町5丁目1-35

尚誠に勝手ながらご供花ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。
ご来臨の節は平服にてお越しくださいますようお願い申し上げます。

平成28年9月14日
発起人代表 河村正勝
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当店主、二宮憲彦はかねてより病気療養中のところ
2016年9月6日午後4時33分安らかに69歳の生涯を終え逝去いたしました。

生前のご厚誼を心より感謝申し上げます

亡き二宮 憲彦になり代わりまして
はなはだ略儀ではございますが、ご報告方々、これまでの御礼を申し上げます。

なお、このブログに関しましてはご遺族の了承を得ましてKAWAが管理、継続いたしたいと思います

「にの字」への思い、お言葉などありましたら書き込みのほどお願いいたしたいと思います。

                                       敬具

お別れの会のお知らせ

後日、お別れの会を開きたいと思います
詳細が決まり次第 HP、新聞等でお知らせしたいと思います。
            お別れの会発起人代表 kawa
たくさんのお客様に多くの励ましの言葉をいただき、
入院前の最後の営業を終えることができた。
良い店は、店主一人の力で築けるものではなく、
良いお客様が作り上げて行くものだということを、
ここ何日かでしみじみ実感できた。
本当に感謝!感謝である。
食材を全部整理してすっかり空になった冷蔵庫の中をぼんやり眺めていると、
自分の頭の中身も氷が溶けるように緩んでいくのを感じる。
全くの未知の世界に飛び込んで約10年。
体のあちこちが悲鳴をあげていたのに何の手当もせず、
放置してきた結果がこの度の食道がん。
日曜までは相変わらず食べては吐くの繰り返しで、
ついに体重は41キロ台に突入。
自宅の階段の昇り降りにも息が切れる始末。
ところが、店を開けるという緊張感から開放されたせいなのか、
月曜の昼から食べたものが落ちていくようになった。
冷たい水や牛乳が腫瘍の隙間を通って胃の中に注がれるのが感じられ、
非常に気持ちが良い。
この状態が少しでも長く続くといいと思う。
さて、入院先のネット環境がどうなのか不明である。
加えて己の体の状態がどのようになっていくのかも分からない。
当分この日記も書けない状況になると思った方が間違いないだろう。
次回のタイトルが「再開店準備終了」なんていう文字が踊るまで、
しばしのお休みをいただくかもしれません。

どうにも体調が悪く、日記の更新をサボってしまいました。
昨年ごろより喉のつまり感があり、
食べたものがストンと胃の腑に素直に落ちていかないことがしばしばでした。
人一倍病院嫌いなこの性格。
一度診てもらったらとの周りの声を無視し続け1年が経過、
今年に入ってから症状はどんどんひどくなり、
食べては吐くの繰り返し。
体重は見る間に下がり、42キロまで減ってしまった。
ヘロヘロになりながら何とかゴールデンウィークの混雑を乗り切ったところで、
広域紋別病院の消化器内科を受診する。
CTと内視鏡検査で胃の少し上の食道にでかい腫瘍が見つかった。
長さが5センチ、直径が3センチだからほぼ食道の一部が塞がっている。
組織検査をしなければ分からないが間違いなく癌であろうとの診断。
ここの病院では手術も放射線治療、抗ガン剤投与などもできないので、
早急に札幌などの病院に入院するよう勧められる。
もうちょいとやり残したこともあるので、死ぬにはまだ早い。
食道がんの臨床例では道内でトップクラスの恵佑会札幌病院を紹介されたので、
早速入院の手続きをとってもらい5月17日に札幌に行くことになった。
てなわけで、おそらくひと月程度店を休まなければならなくなりました。
ご贔屓を頂いているお客様にはまことに申し訳ありませんが、
しばらくの休養を頂戴させてくださいますよう、
伏してお願い致します。
全快の折には前にも増して美味い蕎麦を打ちたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


滝上の無農薬農業「百笑たきのうえ」から仕入れる辛味大根。
脳天を突き刺すような辛味は無いが、程よい甘さも混じった旨さのある辛味が特長。
土室から出した泥だらけの状態で入荷するので、
使う前にはタワシで泥を落とすことから始まる。
結構大変な作業だが、長期保存するには土付きのままが一番だし、
大根の旨味は皮と身の間に多く含まれているので欠かせない仕事。
ところが昨年収穫されたこの大根。
水分が多いせいなのかなんなのか分からぬが、
辛味が抜けやすいのである。
辛味大根の辛さの成分は、「アリルイソチオシアネート」という化学物質。
空気中の酸素と触れて揮発する性格を持つ。
水分が多いとその辺の作業がうまく行われないのかもしれない。
一回使うごとにきっちりラップをしておくが、
当日中に使い切らなければ翌日は辛さが抜けている。
そんな訳で、冷蔵庫の中には使いかけの辛味大根がどんどん貯まるのである。
賄いで食べる蕎麦の薬味にしていたがそれにも限度がある。
何とか有効利用できないかと考え、「大根カクテキ」を思いついた。
韓国の大根のキムチ漬けである。
1センチ角に大根を切り揃えたものにさっと塩をして一晩置く。
翌日塩を洗い流して、 韓国唐辛子、ニンニクと生姜のすりおろしたもの、
アミの塩辛、甘酒、塩麹などを混ぜ合わせた自家製キムチの元に混ぜ込み、
4・5時間置くと化学調味料無添加の「大根カクテキ」の出来上がり。
これが何とも素晴らしく旨い。
色は真っ赤だが、韓国唐辛子はそんなに辛くはない。
ビールや日本酒を注文されたお客様の「突き出し」にしようと思う。
さて、先週から始めた「サラダ蕎麦」。
さっぱり出ない。
肌寒い天気が続いているせいもあるだろうが、
何か他に原因があるのかもしれない。
今時のお客様は「ネット」などの口コミが食べてみる動機となるようなので、
火が付けば燃え広がるのではないかと思うのだが。
そんな中、土曜日の1時過ぎのこと。
お昼のお客さんも引けて片付けをしていたところ、
アメリカ人男性2人と5・6歳の金髪の可愛い女の子がご入店。
「こんにちは!いいですか!」と言って入ってきたので日本語はオッケーである。
「かけ」と「鶏ごぼう」と女の子がなんと「サラダ蕎麦」を注文。
この蕎麦の第1号の注文が、外国人の女の子とは全くの予想外。
多分品書きの写真のプチトマトとか錦糸卵に惹かれてのこと。
案の定それらを食べ終わると遊び出した。
父親とその友人が残さずに平らげる。
「紋別にはカンコーで来たのか?」と尋ねると、
「シュッチョー」と流暢な日本語で答えてくれた。
何はともあれ、口火は切ってくれたので、
週明けからの天気の回復とともに注文も増えるだろう。




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