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この蕎麦日記を読んで下さっている皆様にもご心配を掛けましたが、
新しいパートさん決まりました。
50代と20代、それぞれ越えたばかりのIさんとMさんです。
6月から新体制になりますが、不慣れゆえのご迷惑、
たくさんお掛けすると思いますがどうかご容赦願います。
小さい店ゆえパートさんの仕事は多岐に渡ります。
注文取り、調理補助、食器洗い、お会計などなど。
どんなに忙しくても優先すべきは茹で上がった蕎麦。
1秒でも早くお出しするよう務めていきます。
さて、5月も終わるというのにこの寒さはなんなんでしょう!
店の前の森の中から聞こえてくる鳥の鳴き声も、
雲雀や鶯から郭公に代わっているのにさっぱり気温が上がりません。
3・11を境に一層の温暖化防止や省エネが叫ばれていますが、
9時前に寝てしまい、4時には蕎麦を打ち始める毎日。
ましてやネオン街には無縁の生活を送る自分には何を今更の感。
年中無休のスーパー、24時間営業のコンビ二、
そんなもん、とっくの昔に要りませんて。
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歳を取るにつれ朝が早くなるのは世の常。
3時過ぎには目が覚め、4時には厨房に出る毎日。
早く寝るからだと言われればその通りだが、
節電生活を随分前から実践してます。
何をさておき、先ず外に出る。
キャンプをしたことがある人には分かると思いますが、
朝目が覚め、テントの外に一歩出た時に身を包む山中の清冽な空気。
その感覚をここでは毎朝経験することが出来ます。
生まれたのは旭川。
海の匂いがする街沿いより、こんな山ん中の方が体に合っているのかも知れません。
いっ時そんな空気を吸った後は蕎麦打ちに掛かる。
その日の温度、湿度、蕎麦粉の状況、
加水の量は一定ではない。
蕎麦粉の一粒一粒に水を加える水回しから捏ねに至る作業は、
日頃の運動不足を解消する全身運動です。
その後の延しと切りは力を必要としない。
1日の営業約30人前の蕎麦に必要な1キロ半の蕎麦玉二つ。
要する時間は80分が目安です。
先日、千葉は『竹やぶ』店主、阿部孝雄さんの蕎麦打ちDVDが発売された。
希代の蕎麦打ちの名手、阿部さんの打ち様なんぞは絶対に見ることが出来ないと思っていたため即刻購入。
凄い!!の一言に尽きる。
15分かかるかかからないかで一玉を打ち終わる。
細部にとらわれず、旨い蕎麦を食してもらうために魂を込める。
良い手本が出来ました。
少しずつ試して行きたいと思います。
ますます朝が早くなるかもなぁ~。
気温が上がらない連休が終わり、
少し暖かくなったと思ったら今日はまた雪。
ぼたぼたと音のするような大きい塊が降っている。
土曜日には近くの森で鶯の鳴き声が聞こえ、
やっと春が来たと安心したらこの有様です。
芳しくない天候にもかかわらず、
連休期間中のお客様の入りは、前年比50パーセント増。
連日2時過ぎには売り切れ仕舞いとなり、
地方から訪ねてこられた皆様にはご迷惑をお掛けしたかもしれません。
申し訳ありませんでした。
震災の影響で遠出のレジャーを避けられた影響もあるかもしれませんが、
インターネットなどを通じ、
商いの範囲をもっと広くと考えてきた方向性に間違いは無かったなと思ってます。
そんな中、6日の金曜日のことです。
2時頃には蕎麦の残りも少なくなり、
最後のお客様として3人連れのご家族をお通ししました。
蕎麦以外にもホタテの昆布締めや、天ぷらの盛り合わせなどたくさん召し上がっていただきました。
お帰りのご会計の時、『パートさん、見つかりましたか?』と声を掛けて下さったのです。
聞けば小清水からいらしたとの事。
当店の『ホームページ』を見てくださり、
このつたない『蕎麦日記』も読んでいただいてるんですな~。
感激です!!
どうぞまたのご来店心からお待ちしています。

土曜日の夕方、駐車場にでっかいキャンピングカーが停まった。
程無くして一組のご夫婦がニコニコと入店。
ん?見覚えはあるが思い出さない。
蕎麦屋という商売、客席に背中を向けて釜の前に立ち続けるため、
お客様の顔がなかなか頭に入らない。
店主一人営業の時間なので注文を伺いに行く。
『先ずはビール!』
そして品書きの一品料理のところを指差し、
『上から下まで全部!!』
その頼み方で頭ん中の霧がパーッと晴れ、
2年前の記憶が甦った。
別海の『みきたん』様。
2009年の8月、お二人分の会計金額が10000円を超えた初めてのお客様だった。
その後、『食べログ』に『口コミ』を載せてくださり、
『にの字』がネット上でブレイクするきっかけ作ってくれたを恩人です。
精一杯のおもてなしをと思ったのですが、
冷えたビールは無くなるは、召し上がりたかった『ホタテの昆布締め』は無いはで散々な結果に。
翌朝4時起きで蕎麦打ちの前に『ホタテの昆布締め』こさえました。
お土産で持っていって頂こうと。
キャンピングカーの窓のカーテンが開いたら届けようと思い、
時々覗いて見たが、エンジンは掛かっているものの開かない。
その内、朝の仕込みに追われ、ハッと外を見ると車が無い!!
大失敗。
『みきたん』様、またどうぞいらしてください。
お待ちしてます。
今度はさっさと店閉めちゃって、お酒付き合わせてもらおうかな、
なんて考えてます。
結構いろんな事にこだわっているくせに、
それを隠すほうが『粋』だと感じる自分の性分。
商売をやる上ではプラスマイナス五分五分です。
例えば『せいろ』の薬味の葱。
きらきら輝く白さにこだわる。
葱の白さは表面だけで、芯になるにつれ色が付きます。
本当は芯抜きと言って水にさらした後に、
色の付いたところを取り除く作業をするのですが、
そんな余裕は無いので、あらかじめ縦に包丁を入れ、
色味のところを除き刻んでお出ししています。
2倍の手間。
もう一つ、おろし蕎麦などの揚玉は天ぷらのカスではない。
国産の桜海老の素干をすり鉢で細かく摺ったもので衣を作り、
揚げています。
風味が全く違うと思っているのは店主だけかも知れませんが、
これもこだわって続けていきます。
こんなそんなの『こだわり』が今の『にの字』を支えていると思います。
逆に『こだわり』を捨てたのも数々。
その代表が今週からお出しする『コーヒー』。
蕎麦屋に『コーヒー』の香りは似合わねぇ~、
と今まで拒否してきました。
が、お客様のご要望に答え、店舗内に匂いがこもらない方法でやることにしました。
一杯300円です。
結構美味いと思います。どうぞお試しあれ。
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