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先週の木曜日からお出ししている鶏ごぼう蕎麦。
土曜日までの三日間、ぼちぼちの注文だった。
多分日曜日に爆発するような予感がして多めの仕込みをした。
予想的中の大当たり。
42名様のご来店、そのうち8食が鶏ごぼう。
帰ってきた丼を確認すると、ごぼうも鶏のつくねも残ってはいない。
他の汁物の蕎麦に比べるとつゆの残り具合も少ない。
このまま冬の間の花形看板になってくれたら良いと思う。
何より天ぷら系の注文が減り負担が少なくなるのが嬉しい。
さて、この間ラジオを聴いていると映画と共にヒットした「ありのままに」が流れてきた。
叫んでいる様なひどい歌声。
お笑い芸人がモノマネかなんかでふざけて歌っているのかと思ったら違っていた。
あの「松たか子」が歌っていた。
歌はありのままの地声で叫べば良いものではないだろう。
もう一つ最近のラジオから流れてくるものでちょいと気になる歌。
網走出身の「はしりなんとか」が尾崎豊の「アイラブユー」を歌っている。
下積みが長かったそうで完璧にコピーし上手に歌う。
別に「尾崎」のフアンではないが、この曲は「尾崎」だけの唄。
「北の国から」の中で使われていた。
聞く度にドラマの名場面が脳裏に浮かんでくるのである。
他の歌手の歌声ではダメなんですな。
「テネシーワルツ」も画面が浮かび上がる。
昔「江利ちえみ」が歌って大ヒットした。
「高倉健」の映画「鉄道員 ぽっぽや」のテーマ曲。
雪の降りしきる駅のホームに口を真一文字に結んだ駅長「高倉健」が立っている。
もうその絵面を見ただけで涙が滲んでくるのだが、
バックに「テネシーワルツ」が流れる。
これには参りました。
そのうちお別れの会みたいなものが催されると思うが、
会場でこの曲が流されればいいなんて密かに思う。
自分が死んだら葬式なんかやるなと伝えてある。
使える臓器は全部臓器移植に回してもらい残った体は献体する。
儀式不要と言っても何人かは集まってくれるだろうから、
写真と花でも飾って通夜みたいなもんはやらなくちゃしょうがない。
音でも無ければ場が持てないのなら流して欲しい曲がある。
「ちあきなおみ」が唄う「あかとんぼ」。
一人で飲む時に「YouTube」で時々聞いている。
こんなしみじみとしたいい歌がなぜヒットしなかったか不思議に思っていた。
この年になって理由が分かった。
いろいろな人生の場面を積み重ねて来たものでなければ、
心に響かない唄なのである。
ジャンルを問わず大人が聞くことができる唄が本当に少なくなった。
歌は人生の名場面に寄り添って初めて「唄」になるのだと思う。



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肉関係の値上がりがすざましい。
牛丼に使っている米国産の牛バラ肉なんかは4割も上がった。
国産の豚肉も鶏肉も引っ張られたように値上がりしている。
円安を容認している「アベノミクス」の成果である。
輸出によって利益を得る大企業が立ち直れば中小の企業もその恩恵を受けることができる、
そんな政府の方向性の是非を問うのが今回の選挙だという。
どのぐらい我慢すれば下々の生活が良くなるのかさっぱり分からない。
「富国強兵」の名目の元に第一次世界大戦へと突っ走った明治の時代と重なって仕方がない。
小泉政権下での郵政民営化選挙の再現を妄想しているのだろうが、
「アベノミクス」の本質は景気回復だけではなく、
もっと別のところにあるために、単純明快な小泉の選挙と比べ非常に分かりにくい。
演説が心に響かないのも、滑舌の悪さのせいだけではなく、
こいつの本音は言っていることと違うぞと思ってしまうためだろう。
それにしてもあの舌の回らなさは政治家としての決定的な欠陥ですな。
10月8日から北海道最低賃金が上がり、パートさんの給料も750円になった。
上げられるような要素はな〜んにも無い。
毎年毎年最低賃金に尻をぼったくられるような状態は情けないが、
道内の中小の企業はみんな同じだと思う。
暖房費が嵩む季節を前にして、ため息ばかりついていてもしょうがないので、
蕎麦の地方発送をやることにした。
どの位注文があるか全く予測がつかないが、
毎朝打ち上げる蕎麦の量を少し増やせば何とかこなせるのではないかと思う。
梱包資材の注文から始まり、何から何まで今回もKAWA様の世話になった。
感謝!!
新しいことがもう一つ。
今週から「鶏ごぼう蕎麦」というものをお出しする。
鶏胸肉のつくねとごぼうの笹がきが入った温かい蕎麦である。
昨日試食して見たのだが、とんでもなく美味い。
ごぼうの濃厚な香りが鶏胸のつくねの上品な旨味を引き立てる。
考えついた当初はあっさりし過ぎるかなと思っていたのだが、
そんなことはない。
ごぼうの出汁、鶏の出汁が蕎麦に絡まり舌が踊る。
値段は980円なり。
辛味大根せいろ、花巻蕎麦に続くヒットになりそうな予感がする。

アマチュア写真家として知る人ぞ知るT爺ちゃんは4,5年来のご常連。
長身で小洒落た服を着こなす様はなかなかのもの。
注文するものはただ一つ、「おろし蕎麦」。
「美味いな〜この蕎麦は!」お帰りの際必ずそう言われる。
唯一の欠点は開店時刻の15分前に見えられること。
開店前の数十分間の厨房はさながし戦場の様。
掃除などは済んでいるので座って待っていただけば良いだけなのだが、
微妙な仕事のリズムが狂うのである。
でも何回もそんな場面を繰り返すうちに、
T爺ちゃんだけは許されていった。
昨年、いつも一緒に来ていた次男さんを突然亡くされ暫く元気が無かったが、
最近は以前の様子に戻られ一安心して居た。
だが9月の中旬に見えられた切り来店されない。
「T爺ちゃん風邪でも引いたんだろうかね?」
厨房の中でそんな会話が何回か繰り返された先週の金曜日、
長男の息子さん夫婦が来られて「おろし蕎麦」を注文された。
何となく胸がざわつく。
蕎麦を運んでいくと立ち上がられ、
「心臓発作で父は9月に亡くなりました」
「いろいろお世話になり本当にありがとうございました」と言う。
涙が溢れ出しお悔やみの言葉も出ない。
わざわざ湧別から来られご挨拶を頂いた。
この歳になると新聞のお悔やみ欄はくまなく目を通すのが習慣になっていたが、
見落としていたんですな。
ご冥福を祈ります。
ここんところご常連さんが相次ぎ亡くなられている。
心の中を茫々の風が吹く。
蕎麦は健康食品、どうか皆さん長生きして下され。
同じく先週のこと。
九州の宮崎から8名様の団体が来店された。
窓から見えるオホーツク海に歓声をあげたり、
お年を召している割には過ぎるくらいに元気である。
お会計の際、領収書と言われるのでお名前を伺うと、
「牧水北海道周遊の旅」と仰る。
牧水は「若山牧水」の「牧水」ですよねと言うと、
「え〜そうですけど!」びっくりした様子。
大正時代の歌人若山牧水は北海道を旅した時に各地で句を残された。
後で調べると牧水は宮崎の出身。
北海道で詠まれた歌を巡る何とも優雅な羨ましい旅である。
老後は各ありたいと思う。
みんな一様に懸命に人生を送ってきた結果が、
豊かな老後と食べていくだけの老後に振り分けられる。
こんな格差はちょいとおかしいと思うのは自分だけか。
「じゃらん北海道」に掲載された「鮭三昧割子蕎麦」は、
仕込みのイクラが底をついたので先週で終了しました。
原価が高過ぎるので来年以降のご提供は不明です。
ただ、「鮭白子」は安価で手に入るので蕎麦との組合せを考えています。









墓苑を下ったところに小学校がある。
今時の風潮なのだろうか、下校時にはズラッとお迎えの駐車の列。
これが危ないんですな。
車の影から時々やんちゃ坊主が飛び出してくる。
片側一車線の市道。
対向車なんぞがあると時速五キロぐらいに落とさなければ危なくてしょうがない。
お迎えの運転手はほとんど母親。
自分の車がどんなに危険な状況を作り出しているのか分かっていない。
送迎用の駐車場を造るなどしなければ今に事故が起きる。
紋別の危ない特色をもう一つ。
黄色の信号で突っ込んでくるバカがやたら多い。
信号手前100mぐらいで歩行者用の表示を確認する。
点滅をしていればまず減速。
だがたまにタイミングが合わずに黄色で入ってしまうことがある。
すまん、すまんと謝りながら交差点を抜けようとすると、
自分の大分後ろを走っていたのが黄色の後半というか交差点内の赤でついて来る。
俺のこの度は仕方ないけど、お前は駄目だべやと言いたくなるやつがいっぱい居る。
それも携帯やスマホの操作をしながらである。
言語道断。
警察はコソコソ隠れてシートベルトの取り締まりなんぞしないで、
そういうバカを捕まえなさい。
先週の休みに久し振りに高速に乗った。
丸瀬布から旭川北インターまでの間は片側一車線がまだまだある。
そこんところを一般道の50キロ程度の車間距離でついてくる。
早く行けという意思表示なのかもしれないが、
それなりのスピードで走っている車に対して礼を失する。
追い越し区間で前にやり、車間を詰められるとどんな思いがするのかと、
昔は煽ってやったが今はしません。
神戸の同級生殺人事件。
さらには札幌の母、祖母殺人事件。
これらの事件をきっかけに、国は命を尊ぶ教育にますます力を入れて行くそう。
でもそれはちょっとピントが外れているよなと思ってたところ、
2,3日前の道新に自分と同じ考えの大学教授が文章を書いていた。
根源的に欠けているのは他者を思いやる心の欠如であり、
生命の尊さを授業で教えても何の解決にもならないよと。
その通りである。
車の運転は他人の思いを想像する行為の連続である。
自分の車をここに停めることで他の車にどの様な迷惑を及ぼすのか、
黄色の信号で突っ込むことでどれだけ交差点内の事故の確率を高めているのか、
高速の車間距離については何をか言わんやである。
大人も子供もそして国のトップまで自己中ばかり。
イヤになりますな〜!
先日の日曜日、包丁を砥いでもらった中野刃物の皆さんが蕎麦を食べに来てくれた。
遠いところをわざわざである。
新蕎麦をお出ししたかったがタッチの差で間に合わなかった。
またどうぞお待ちしています。
幌加内産新蕎麦は今週の中からの予定です。





先週は道央や道南で局地的な豪雨が相次いだ。
広島の様な大きな災害にならなかったが、
人類の横暴に対する地球の怒り、ここまできたかという感じがする。
オホーツク地方は量的には少なかったが、
曇天から絶え間なくシトシトと降り続く毎日。
「お出かけ」するような気分ではなく、
久々に低調な入りの一週間になってしまった。
定休日の月曜日、気分転換に車を走らせる。
しばらく士別・名寄方面に行っていなかったので、
滝上から岩尾内ダムを通り士別へと向かう。
高速ができるまでは、旭川や札幌に出かけるにはダムの手前から愛別に抜け、
裏道の農道を通り39号に入るのが一番の近道だった。
クネクネと曲がる山あいの道を、
急ぐ理由などさほど無いのにぶっ飛ばした。
今は追い越しなんかも滅多にしない優良ドライバー。
フロントガラスにぶつかるトンボに謝りながら士別に入った。
時間は昼時。
昔行ったことのある「羊の見えるレストラン」へ。
相方がラムのステーキを食べたいというので付き合う。
でも高いですな!
リブロースの定食が2200円、リブチョップ定食が1800円。
材料の肉が目の前に群れをなしているのだから、
もう少しなんとかならないかと思う。
ロースもチョップも大変旨かった。
ただ付け合わせの野菜がおそらく中国産の冷凍物で残念。
接客は批評するようなレベルではなし。
次に寄ったのが「道の駅・なよろ」
大福もちが評判の人気の「道の駅」である。
休日ということもありたくさんのお客さんで賑わっていた。
中高年に「道の駅」は人気があり、観光客を呼び込む大事な要素となっている。
紋別の「道の駅」
あるのはトイレだけ。
目指して立ち寄った人達のがっかりした様子が目に浮かぶ様である。
国や道の補助金を頼りに進めてきた「観光」についての考え方の誤りがそこにある。
「箱物」や「施設」だけでは駄目なんですよ。
帰り道、下川の生そうめんやうどんを購入しようと思ったが、
お目当ての店は休み。
祝日なのに休みかよ〜と、
本日定休日の札を下げてきた自分が言うのもいとおかし。












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