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昨日の日曜日は「頂き物」の日だった。
漁船の機関士のNさん。
入ってくるなり「マスター、これ!」手渡されたのはズワイガニの脚。
昔は運搬するトラックから道路に落ちても、
誰も拾わなかったというほど豊富に獲れたというか、乱獲されたカニ。
今はロシアの漁獲規制もあって、
滅多に食べることの出来ない高価なものになってしまった。
「あら~すいませんな、ありがとさんです!」と言っていると、
同行のご近所の損保会社の社長Oさんと蕎麦前の日本酒を注文された。
つまみはNさん持参のツブの麹漬け。
大きいタッパーに入ったそれをパートさんに渡し、
「マスターに半分やるからな!分けてくれ!」
またまたごちそうさまである。
そうこうしているうちに元従業員のKちゃんが行者ニンニクを持ってきてくれた。
頂き物の日曜日である。
ツブの麹漬けは一週間後が食べごろということで、
夕食は行者ニンニクのすき焼きにすると奥さんが言う。
奮発して高い牛肉を買ってきてくれた。
だがなかなか箸が進まない。
焼酎のお茶割もそんなに飲んでいないのに、
食べるより横になって体を休めたい欲求が先に立つ。
本日は36名様のご来店。
風が冷たい天気のせいもあったのか半数以上のお客様が天麩羅系を注文。
ずっとフライヤーに張り付きながら、
同時進行で蕎麦を茹で続けるという作業は結構キツイものがある。
疲れた時にはモリモリ食べて回復しようとする体質ではないのかもしれない。
蕎麦屋を始めてから7キロ痩せた。
1年で1キロダイエットしたことになる。
別に悪いところもなさそうなので、ブクブク太るよりはましだろう。
2,3日前に昔飼っていた愛犬「ししまる」の夢を見た。
犬種はシーズー。
19歳まで生きてくれた。
自分が寝ていると、足先から「ししまる」が上がってきて左胸の上にいる。
懐かしくて嬉しくて撫でようとしたらふっと消えてしまった。
足裏の感触や、毛の匂いが生きている時と同じように残る。
しばらく思い出さないで、お隣の飼犬「ちょこ」なんかを可愛がっているので、
ヤキモチを焼いて出てきたのかもしれない。
店裏の空地、一番景色の良いところに埋めた墓に、
大好きだった茹で卵とリンゴの薄切りを供えてやる。
夏の暑い日、旅行に出かけるために一泊で預けた動物病院で体調を崩した。
いつも懇意にしており「ししまる」も先生に懐いていたので、
一泊ぐらいは大丈夫だろうと思ったのが間違いだった。
老犬の彼にとっては捨てられたと思ったのかもしれませんな。
自分の膝の上で半日以上苦しみながら息を引き取った。
日本人男性の平均寿命は80歳だから、
そろそろこの人生も残りのカウントダウンが始まった。
亡くなった人達や愛犬の夢はそんなことを知らせるゴングの音かもしれない。
4月4日で8年目に突入したこの店。
どこまで体が続くか分かりませんが、
精一杯精進し美味い蕎麦を食べて頂こうと思っています。




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除雪機に続き、また機械関係の故障が続発し頭が痛い。
まず、4年ほど使っていた「キューリグ」のコーヒーマシーンがおかしくなった。
これは「テイファニーで朝食を」の映画で知られるあの店でも使われているマシーン。
抽出量が減ってしまい、1杯分を入れるのに2個のカップを使わなければ量が足り無い。
購入先に聞いてみると修理をするより買い替えた方が安いという。
ネットで調べてみると買った時の半分の値段で新品が買える。
資源の無駄遣いだよなと思いながら渋々入れ替える。
やれやれと思っていたら今度は製氷機。
休み明けの水曜日、氷を出そうとして扉を開けると氷が無い。
いろいろやって見たがリカバリー不能。
北見から修理業者に来てもらったところ、給水ポンプがいかれているという。
部品を取り寄せて直るのは週明けの月曜日か火曜日。
しょうがないのでコンビニの氷で急場を凌ぐ。
買って見て始めて気がついたのだが、コンビニの氷っていうのは結構な値段がするんですな。
たかだか氷、でっかい袋で2,3百円だろうと思っていたらとんでもない。
ほぼ倍の値段。
ただ氷の材質が締まっているので持ちは良い。
何とかお彼岸の大忙しの週末を乗り切った。
ちょうどそんな年数に入っているのだろうが、何でこんなに次から次にと思ってしまう。
でも要は考え方次第。
自身の体の故障よりはいいではないか。
日頃のメンテナンスなどなーんもやってない自分の体が、
周りのいろいろなものに働きかけている警告かもしれませんな。
22日の日曜日は今年最高の43名様のご来店。
開店から売り切れる午後2時半までトイレにも行けず、
釜とフライヤーの前に立ちっぱなし。
ついつい水を飲むのも控えてしまうので体には良くないだろうと思う。
70歳まで後2年と半年。
何とかそこまで頑張ってみよう。
残った体力とその時点での店の状況、
その他いろいろなことを考えてその後のことを考えるとよい。
事業というものは通常拡大する方向で考えて行くものだが、
これからの数年間のこの店は、小さくすることに知恵を働かさなければならない。
人を使わないで店主一人で営業出来る様な形態を探そうと思う。




久し振りに雪かきをしない週末を過ごすことができた。
日曜日は気温も上がり、おまけに沖合の流氷も最接近。
地方の皆さんはそんな情報をきちんと調べて来られるのだろう。
約40名の来店者の三割は観光客。
11時の開店前から車が並び、
3時までお客様は途切れることが無かった。
少し蕎麦を残したところで自分の体力が尽きる。
本日の目標は来客50名だったが無理は禁物。
ほどほどのところで見極めることが、
老齢蕎麦屋が生き延びる道だろう。
それにしてもこの気温の上がり方は異常。
月曜日は10度近くまで上昇した。
駐車場の除雪の雪山も大分高さが減ってきた。
だが鉄製のゴミボックスはまだ「かまくら」状態。
6年間ここで暮らしてこんな風景は初めてのこと。
地球温暖化の影響が本当に身近に感じられる。
さて当店では開店間もなくからポイントカードを発行している。
500円毎に1ポイントが付き20ポイントたまると500円割引になるというもの。
今日は500円引きになるから食後のコーヒーでも頼もうかと、
いくらかでも売り上げ増になるかもしれないと思っていたが、
実際はそんなに甘くはない。
700円のせいろ一枚を召し上がって満杯になったカードと200円をお出しになるのである。
別に文句をつけるつもりはさらさらない。
お客さんとしては当たり前の行為である。
だが10人に一人ぐらいは安くなった分で、飲み物や甘味物を頼んでくれてもいいではないか。
先日こんな剛の者がいた。
カレー定食を召し上がれたので1000円のご会計である。
すると角がもうボロボロになった何枚かのカードを出し、
まとめたら2枚は満杯になるので使えないかと言う。
要するに本日の支払いは0円ということ。
お一人様一回につき500円引きが限度ですと説明し500円の料金を頂いた。
自分がお客さんだとしたら逆立ちしてもそんなことはできない。
やはりいい振りこきなんでしょうな。
絶対金持ちにはなれないタイプです。



2月1日は日曜日。
通常であれば30人を超える来客が見込まれる。
なのにまたまた低気圧の接近で風雪が強まるとの予報。
だがどうやら今回の低気圧は、
釧路や知床方面に被害が集中するのではないかとの、
個人的かつ楽観的な予測に従い、
午前2時半に打ち場に降りた。
風は強いが雪はそんなに降ってはいない。
玄関前の積雪も30分程やれば方付く程度。
2.2キロ玉を二つ打つ。
大盛り、特盛りの注文が混ざったとしてもおおよそ35人前の蕎麦である。
そばを打ち終え、店内の掃除をし終わった頃から雪が付いてきた。
墓苑側の駐車場はあっという間に30センチを超える吹き溜まり。
何とか1時間かけて営業できるだけの分を除雪。
朝食を済ませ風呂に入り身支度をしている間にもどんどん状態は悪くなる。
店前の市道もほとんど行き交う車は無い。
7時過ぎにパートさん達に休んでいいよとメールする。
開店時刻の11時。
車から降りて足がぬからないぐらいの除雪をしてお客さんを待つ。
12時を過ぎても来客は無し。
6年目にして初坊主かと覚悟していたら、
1時少し前、旭川から来たというカップルさんが雪まみれになって入ってきた。
こんな天気の中本当に有難いことである。
それを最後にお客さんの気配が全く無くなり、
外の風雪もどんどん強くなる。
坊主を免れただけ良かったかと気を取り直し、
べた雪で重たくなった暖簾をしまう。
余った33人前の蕎麦はアルミホイルで包み冷凍。
2週間に一度作製する揚げ蕎麦の材料とする
店を始めた頃と比べ食材のロスがほとんど出なくなった。
毎日の生ゴミの量はお客さんの食べ残したもののみと言っていいくらいである。
これはちょっと自慢できるレベルではないかと思う。
要は食材の保存方法と仕込みの量の勘所、
そして一番大事なのは同じ食材を使っての品書きの充実である。
食べ物商売は本当に面白い。
知恵を駆使しての頭脳ゲームかもしれない。





先週の木曜日、また異常に発達した低気圧がやってきた。
細かい湿った雪が強風を伴い絶え間なく降り続く。
午前2時に起きてしばらく様子を見たが、
営業可能と判断し蕎麦を打つ。
6時頃から除雪を始めたが玄関周りの積雪が半端ではない。
何とか数台分の駐車スペースも開けては見たものの、
10分経ったら元の木阿弥のような降り方。
昼からもっと酷くなるとの予報に従い、
一人営業を覚悟しパートさんに休んでいいよと連絡を入れた。
蕎麦も汁も準備が整っていたので11時の定刻に店を開ける。
ところが雪、風ともに強くなり店前の市道の交通量もまばらになる。
午後1時営業断念。
先月の2日間に続く今季3日目の吹雪休業である。
ただでさえお客様の入りが悪いこの2ヶ月間、
3日もの休業は痛い。
2年前にこの地域を襲った暴風雪。
佐呂間や中標津で犠牲者が出た。
その事件以降、天気予報が極端に慎重になったような気がする。
人命第一という観点に立ってのことだろうが、
不要の外出は控えてください、という台詞は堪えますな。
蕎麦を食べに行くなんていうことは、
不要の外出の最たるもの。
さてさてこの冬、あと何回吹雪休業があるのでしょうか。
吹雪に立ち向かう強い味方、ホンダの除雪機9馬力。
また壊れてしまった。
オーガという除雪機の高低を調整するワイヤーが切れる。
部品の取り寄せには2,3日かかるとのこと。
雪を飛ばすことは出来るので人力オーガで作業する。
ところが100キロを超える機械を腕の力で押さえつけるのは大変なこと。
たちまちのうちに肩も背中もばんばんに張ってきてしまう。
まだまだ自分は若いという妄想が萎む瞬間。
穏やかに暮らしたいと思う。
加齢による体力の低下は致し方のないこと。
それに見あった生き方をきちんと見つけなければならないと、
少し見逃してしまった自分がつぶやく。





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