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先週の木曜日、また異常に発達した低気圧がやってきた。
細かい湿った雪が強風を伴い絶え間なく降り続く。
午前2時に起きてしばらく様子を見たが、
営業可能と判断し蕎麦を打つ。
6時頃から除雪を始めたが玄関周りの積雪が半端ではない。
何とか数台分の駐車スペースも開けては見たものの、
10分経ったら元の木阿弥のような降り方。
昼からもっと酷くなるとの予報に従い、
一人営業を覚悟しパートさんに休んでいいよと連絡を入れた。
蕎麦も汁も準備が整っていたので11時の定刻に店を開ける。
ところが雪、風ともに強くなり店前の市道の交通量もまばらになる。
午後1時営業断念。
先月の2日間に続く今季3日目の吹雪休業である。
ただでさえお客様の入りが悪いこの2ヶ月間、
3日もの休業は痛い。
2年前にこの地域を襲った暴風雪。
佐呂間や中標津で犠牲者が出た。
その事件以降、天気予報が極端に慎重になったような気がする。
人命第一という観点に立ってのことだろうが、
不要の外出は控えてください、という台詞は堪えますな。
蕎麦を食べに行くなんていうことは、
不要の外出の最たるもの。
さてさてこの冬、あと何回吹雪休業があるのでしょうか。
吹雪に立ち向かう強い味方、ホンダの除雪機9馬力。
また壊れてしまった。
オーガという除雪機の高低を調整するワイヤーが切れる。
部品の取り寄せには2,3日かかるとのこと。
雪を飛ばすことは出来るので人力オーガで作業する。
ところが100キロを超える機械を腕の力で押さえつけるのは大変なこと。
たちまちのうちに肩も背中もばんばんに張ってきてしまう。
まだまだ自分は若いという妄想が萎む瞬間。
穏やかに暮らしたいと思う。
加齢による体力の低下は致し方のないこと。
それに見あった生き方をきちんと見つけなければならないと、
少し見逃してしまった自分がつぶやく。





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宗教、とりわけイスラム教の存在が世界の動向の核になるだろうと、
昨年から今年の初めにかけ、いろいろなテレビ番組の評論家が言っていた。
フランスの新聞社襲撃事件は、まさに事の発端かもしれない。
言論の自由はもちろん大切なことである。
だがその盾を持って立ち向かう相手は、絶対的権力であり強者でなければならないと、
日曜朝の報道番組で「佐高信」さんが言っていた。
そのとおりだと思う。
今世界の脅威になっているのはイスラム国であり、イスラム教ではない。
風刺の刃の向き先を少々間違ったような気がするのです。
「テロ」に抗議するデモ行進、見事にヨーロッパ各国首脳が腕を組んで歩いていた。
そこに「オバマ」の姿は無かった。
「ホワイトハウス」は何らかの形で参加すべきであったと後日報道したが、
「アメリカ」なんてそもそもそんなものでしょう。
そのような存在のご機嫌取りに明け暮れるこの国の首相は、
今何をしているのかというとエジプトとかの中東訪問をやっていて、
相も変わらず経済支援の名のもとに大企業が進出するための地ならしを行っている。
とりわけイスラエルの首相ネタニヤフとは、ずいぶんと時間をかけて会談しているようである。
パレスチナ問題を抱える国とはやはり一線を引かなければ危ないでしょ。
と、ここまで書いて一休みをしているところに飛び込んだニュース。
イスラム国が日本人人質の身代金を要求していると。
ほれ、見たことかである。
起こるべくして起きた事件。
世界中で最もテロリストが入国しやすいと言われている日本。
国内でも発生する可能性は高い。
原発テロなんていう最悪の事態も考えていかなければならない世の中なんでしょうな。
さてさて、今年も流氷がやってきました。
一部では接岸しているようですが、
青と白とのコントラストが際立つ今の時期が一番美しいと思う。
流氷を見ながら蕎麦を手繰れるのは世界中でこの店だけ。
この間の日曜日あたりから観光の皆さんが増えてきた。
あまり吹雪くこともなく迎えることが出来れば良いと思う。







4日の日曜日、正月の楽しみでもある箱根駅伝も終わり、ぽっかりと空いた午後のひと時。
ずっと気になっていたスマートフォンへの切り替えのいろんなことを聞こうと、
近所のドコモショップに行ってみた。
三つの窓口はお客さんでふさがっている。
空き待ちの人は一人だったので待って見ることにした。
ところが10分経っても20分経っても窓口の応対は終わらない。
30分を過ぎてようやく一つの席が空く。
その間、新しく入ってきたお客さんは5,6名。
手の空いた職員が先着の方はどなたでしょうと聞く。
そんなことも把握してないのかとムッとしながら、
2番目だと言うと、どんなご用件でと聞くのでかくかくしかじかだよと答える。
そうすると、いわゆるガラケーからスマホに切り替えるにはあまり値引きがないとか、
夫婦揃って2台入れ替えてもそんなに特典は無いと言う。
さらに入れ替えの手続きには2時間ぐらいかかるので今日は無理。
後日の来店予約をしてくれと。
30分待たせる前に言わなければいけないことだろう。
蕎麦屋でいえば、そんな時間お客さんを待たせた挙句、
今日は売り切れですというのと同じ。
あ、分かったよと、予約なんぞする訳もなくとっとと帰ってきてしまった。
SHARPの液晶AQUOSが発売されて間もなく購入した我が家のTV。
画面に影が入り始めて2,3年、
そろそろ寿命かなと思っていたところついにダウン。
KAWA様に延命措置を依頼したがそのかいなく復旧せず。
やむなく新規購入することになった。
電気屋さんに行ってみると、
何と最近のテレビの値段が安くなっていることに驚く。
今まで見ていたのは37インチで購入時約30万だった。
同じサイズが現在は10分の1。
ちょっと贅沢をして一回り上の40インチに決めたが、
それでも5万円少々である。
来たついでにスマートフオンのコーナーに寄ってみた。
どんなのがいいのか話しを聞こうとすると、
即刻「らくらくフォン」を勧められ少々凹む。
結果、今年もガラケーで行くことに決定した。
「モノ」は大事にしなければならない。
壊れてもいないものを新しいものに切り替えることに抵抗を感じる年代。
「断捨離」なんてそうそう簡単にはできねえのです。











62歳の漫画家が認知症の母親を描いた「ペコロスの母に会いに行く」を読んだ。
北海道新聞にも連載されているのでご存知の方もいるだろう。
ボケた母の頭ん中は完全に時空をぶっ飛び、
生きている者と死んでいる者がごちゃ混ぜになった世界を漂う。
施設に入所しているという心の余裕もあるのかもしれないが、
そんな母を描く作者の視線が切なくなるほど優しいのである。
ボケてもいい、生きてくれてさえいればと、
すでに親を見送った者達にしみじみとそんなことを感じさせてくれる漫画です。
認知症は若年性認知症を除き、すべての高齢者の身の上に平等に忍び寄る。
家族での介護が困難な人は希望する施設に直ちに入所できるようにすべきである。
国は健常者だけで成り立っているのではない。
消費税増税分がどのように使われるか目を皿のようにして見ていかなければならない。
健康なままボケるのならばそれもいいと思う。
新年早々、少し飲み過ぎた頭ん中はそんな事を考えていました。
さてさて今年の目標は何かと言いますと、
平日のお客様の入りをもうひとつ安定させたいということ。
お陰様で週末の当店は、遠方から訪ねてくれるお客様で大賑わいになる。
だが問題は平日。
来客は12時から1時の間に集中するため、少ない席数では対応に限界があるのである。
増築する余裕が無いのなら知恵を振り絞るしかない。
要は1時過ぎのお客様を増やせばよいのだ。
ターゲットは昼休みという時間的な制限の無い主婦層。
1時以降のご来店者には「遅割」と称し全品100円引きとか、
蕎麦を食べた後のおしゃべりタイムにコーヒーのサービス付きとか、
いろいろ浮かんでくる。
パートさん達とも相談して良い方法を見つけよう。
さて、昨年から悩んでいた「切り」の不安定さに解決策が見つかった。
蕎麦庖丁は力をいれずに柔らかく握ることが麺線の安定につながる。
相反することのようだが、柔らかく握るためにはきちっとした握力が必要なのである。
年を取ると当然握力も低下する。
それを補おうとして、手首や腕や肩やらに余計な力を入れてしまっていた。
一週間ほど前、ふと思いつき傍らに濡れ布巾を置いて手のひらを湿らせてみた。
何とたったこれだけで「包丁仕事」が安定したのである。
自分で考え、自分で問題を解決する。
これぞ独学蕎麦屋の面白味であり醍醐味なのでありますな。










先週の水曜日と木曜日、猛烈に発達した低気圧がこの地方を襲った。
早々と営業を諦めて2日間休業したのは開店以来始めてのこと。
なんとか4,5台停めることができるだけの除雪をして金曜日に店を開ける。
月、火の定休日を含めると4連休である。
食材の仕込みの調子も狂うし、なにより体のリズムがおかしくなってしまう。
別に勤勉な性分ではないが、思いがけない休みをまったりと過ごすことは苦手である。
一気に雪が降ったためようやく年末らしくなってきた。
そろそろ年越し蕎麦の算段をしなければならないが、
注文の出足がいつになく悪い。
クリスマスが終わった頃から集中するのではと思っているが、
浮かれているのは大都市のみで、地方の街や村はヨレヨレになって年末を迎えている。
スーパーで安い乾麺を買い、年越しをする人達もたくさんいるのだろう。
仕方ありませんな。
朝の来ない夜はない。
そう思いながら新しい年を迎えることにしよう。
さて、はまなす通りの入り口にあって、昭和の香りを色濃く残した「純喫茶 舞夢」がついに閉店することになった。
あまりの老朽化に大家が取り壊しを決めたそうである。
一昔前、道都大学があった頃は連日学生で賑わっていた。
そんな若者達と話をするのが楽しくてよく訪れた。
もう少し頑張って開けていたらそのうちに上藻別の「駅停」のように、
重要文化財に指定されるかもね〜!
なんて冗談をついこの間言ったばかり。
最近は情緒のあり過ぎるその佇まいがネット上で人気になり、
面白半分で来店する若者もいたそうである。
別の場所でまた営業するよう準備をされているようだが、
雪が吹き込む壁の穴をベニヤ板で塞いだり、
床のカーペットをガムテープで抑えたりしての「純喫茶 舞夢」なのである。
ひとつの時代が終わろうとしている。
12月31日まで営業しているそうなので、昔よく通ったという人はぜひ行ったら良い。




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