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62歳の漫画家が認知症の母親を描いた「ペコロスの母に会いに行く」を読んだ。
北海道新聞にも連載されているのでご存知の方もいるだろう。
ボケた母の頭ん中は完全に時空をぶっ飛び、
生きている者と死んでいる者がごちゃ混ぜになった世界を漂う。
施設に入所しているという心の余裕もあるのかもしれないが、
そんな母を描く作者の視線が切なくなるほど優しいのである。
ボケてもいい、生きてくれてさえいればと、
すでに親を見送った者達にしみじみとそんなことを感じさせてくれる漫画です。
認知症は若年性認知症を除き、すべての高齢者の身の上に平等に忍び寄る。
家族での介護が困難な人は希望する施設に直ちに入所できるようにすべきである。
国は健常者だけで成り立っているのではない。
消費税増税分がどのように使われるか目を皿のようにして見ていかなければならない。
健康なままボケるのならばそれもいいと思う。
新年早々、少し飲み過ぎた頭ん中はそんな事を考えていました。
さてさて今年の目標は何かと言いますと、
平日のお客様の入りをもうひとつ安定させたいということ。
お陰様で週末の当店は、遠方から訪ねてくれるお客様で大賑わいになる。
だが問題は平日。
来客は12時から1時の間に集中するため、少ない席数では対応に限界があるのである。
増築する余裕が無いのなら知恵を振り絞るしかない。
要は1時過ぎのお客様を増やせばよいのだ。
ターゲットは昼休みという時間的な制限の無い主婦層。
1時以降のご来店者には「遅割」と称し全品100円引きとか、
蕎麦を食べた後のおしゃべりタイムにコーヒーのサービス付きとか、
いろいろ浮かんでくる。
パートさん達とも相談して良い方法を見つけよう。
さて、昨年から悩んでいた「切り」の不安定さに解決策が見つかった。
蕎麦庖丁は力をいれずに柔らかく握ることが麺線の安定につながる。
相反することのようだが、柔らかく握るためにはきちっとした握力が必要なのである。
年を取ると当然握力も低下する。
それを補おうとして、手首や腕や肩やらに余計な力を入れてしまっていた。
一週間ほど前、ふと思いつき傍らに濡れ布巾を置いて手のひらを湿らせてみた。
何とたったこれだけで「包丁仕事」が安定したのである。
自分で考え、自分で問題を解決する。
これぞ独学蕎麦屋の面白味であり醍醐味なのでありますな。










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今年もよろしくお願いします
早くも10日がたってしまいました。ご挨拶が遅くなりすみません。年末に友人のご主人が亡くなり2日は火葬場で見送り、4日がお通夜。お正月気分は吹き飛びました。68歳、肺ガンが見つかって2ヶ月余りの闘病生活だったそうです。早すぎました。
5日から始まった病院。夫が風邪気味、おまけに私は原因不明で左足のふくらはぎから足首が象の足のように腫れてしまい、内科、皮膚科と病院めぐり…何かの細菌に感染したらしいのですが、やっと痛みと腫れがひいてきています。
認知症の介護は、軽くても毎日の事だから家族の負担にはなりますよ。穏やかに接したくても自分の体調も悪いと、言葉もキツクなったりで反省しつつ付き合っています。
まずは、無理をしない!を目標にします。
しじみのカアサン 2015/01/10(Sat)11:30:55 編集
こちらこそ
今年もよろしくどうぞ。
明けて早々、いろいろあって大変ですね。
御家族全員健康に恵まれた1年になりますように!
にの字 2015/01/11(Sun)02:56:53 編集
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