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仕事の合間に食べる昼食のことを「賄い」と当店では言う。
大概は蕎麦の端っこの方の不揃いのところを茹でて、
余った野菜の天ぷらを乗っけたり、辛味大根の少し気の抜けたところをまぶして食べる。
立ったまんま啜るのが基本。
たまに店を閉めた後、座って食べようかと椅子を出してみるが何だか落ち着かない。
イタリアンの店の多くも立って賄いを食べるそう。
食事を楽しみつつ、仕事モードを維持する体制がこれなのかもしれない。
さて、流氷祭りの最終日の日曜日。
前日の土曜日は天気も良かったためか、観光のお客さんも入り混じり、
なんと42名様のご来店。
今日も流れはそのままかもしれないと、約50人前の2キロ玉を三つ打つ。
ところが蓋を開けてみると、暴風雪の天気予報のためなのかヒマ。
外は小雪が間断なく舞っている程度。
数年前の爆弾低気圧により、サロマや斜里の方で亡くなった人が出て以来、
天気予報が非常に慎重になったような気がする。
仕方が無いところは理解できるが、
こんな日には、なんだかな~と思ってしまう。
日曜日のみのバイト「Aちゃん」は、
土曜日も無理を言って出てもらったので2日連続の勤務。
そこで本日の賄いに若者向けの蕎麦の新作を作ってみた。
まづは蕎麦を普通に茹でる。
洗って冷水で締めたものを湯通しする。
きっちり湯を切ってボウルに入れ、オリーブオイルを回しかけ、
ざっと混ぜたところにマジックソルトを少々。
皿に盛ってトッピングはフライドオニオンをパラパラ。
これがなかなか美味いのです。
まるで「パスタ」、いや「ソバスタ」なのだ。
蕎麦の香りを追い求める「蕎麦通」の方達にはひんしゅくを買うかもしれないが、
こんなのも蕎麦屋が生き残る一つの方向なのかなと思う。
チーズと合わせたり、トマトソースと合わせたり、
作り方は無限に広がる。
昼間は普通の「手打蕎麦屋」。
夜はワインも飲める「ソバスタ屋」なんて受けるかもしれませんな。
パスタ屋さんも手打ちパスタにして差別化を打ち出す店が多くなっていると聞く。
小麦粉の香りと麺のモチモチ感を売りにしているようだが、
香りやモチモチ感では蕎麦粉の方がはるかに上を行く。
蕎麦と厨房を提供するので、そんな店をやって見たいという若者はいませんかね。
さてさて2月も半ばを過ぎた。
厳しい寒さは続いているが、外仕事の時に背中に浴びる陽の光が何と暖かくなっていることか。
今年の冬も無事に乗り切れそうである。







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