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『ぐるなび』というインターネットのサイトから、
貴店の紹介をしたいので、ぜひ登録をと電話があった。
こんな電話は結構掛かってくる。
大抵は有料で、10万単位の広告料と称するお金が入用である。
またそんなんと同じかなと思って話を聞いてると、
なんと無料と言う。
世の中捨てたもんじゃない。
『よしよし!』と登録用紙を送ってもらった。
店舗名、住所、電話番号と書き進めているうちに、
最寄の駅から何分という箇所でペンが止まった。
駅が無い。
バスターミナルはあるが駅が醸し出す雰囲気は無い。
駅は日常から非日常への入り口。
バスは所詮バス、行き先がどんなに遠くても感覚的には日常の範囲である。
鉄道マニアではないけれど、
レールの上を走る乗り物は、乗り込んだ途端に異次元の世界に入り込む。
車窓に流れる風景を見ていると、
毎日の悩み事や困り事を一時忘れることが出来る。
人生の逃避所口、そんな駅がこの街には無い。
だからかもしれないなぁ~、
情緒、風情、趣、どの言葉も我が街にあまり似合わない。
飲食店も非日常の空間である。
しばしの心の逃げ場所。
そんな駅みたいな蕎麦屋もえぇのぉ~。
『最寄の駅は無し』と記入しながら思ってしまいました。
貴店の紹介をしたいので、ぜひ登録をと電話があった。
こんな電話は結構掛かってくる。
大抵は有料で、10万単位の広告料と称するお金が入用である。
またそんなんと同じかなと思って話を聞いてると、
なんと無料と言う。
世の中捨てたもんじゃない。
『よしよし!』と登録用紙を送ってもらった。
店舗名、住所、電話番号と書き進めているうちに、
最寄の駅から何分という箇所でペンが止まった。
駅が無い。
バスターミナルはあるが駅が醸し出す雰囲気は無い。
駅は日常から非日常への入り口。
バスは所詮バス、行き先がどんなに遠くても感覚的には日常の範囲である。
鉄道マニアではないけれど、
レールの上を走る乗り物は、乗り込んだ途端に異次元の世界に入り込む。
車窓に流れる風景を見ていると、
毎日の悩み事や困り事を一時忘れることが出来る。
人生の逃避所口、そんな駅がこの街には無い。
だからかもしれないなぁ~、
情緒、風情、趣、どの言葉も我が街にあまり似合わない。
飲食店も非日常の空間である。
しばしの心の逃げ場所。
そんな駅みたいな蕎麦屋もえぇのぉ~。
『最寄の駅は無し』と記入しながら思ってしまいました。
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何度も乗りました
駅と聞くだけで様々な事を思い出します。
今も遠い函館~紋別ですが、昔は遠軽まで乗り換え無しで行く特急「おおとり」が走っていて、遠軽からは名寄行きの普通列車に乗り換えて行きました。懐かしいです。
今も駅に行くと、そのまま列車に乗り込みたい!と思ってしまいます。
たまには、のんびり一人旅がしてみたい…と思うこの頃です。
今も遠い函館~紋別ですが、昔は遠軽まで乗り換え無しで行く特急「おおとり」が走っていて、遠軽からは名寄行きの普通列車に乗り換えて行きました。懐かしいです。
今も駅に行くと、そのまま列車に乗り込みたい!と思ってしまいます。
たまには、のんびり一人旅がしてみたい…と思うこの頃です。
立ち食い蕎麦
旭川から紋別へ引っ越す時だったと思う。
遠軽駅の立ち食い蕎麦がすごく美味かった記憶があり、去年の秋、食べに寄りました。
店主は80近いおばあちゃん。
聞けば50年以上ここで商売をしているとのこと。
ていうことは、あのときのオバチャンである。
何を注文したか忘れたんで『月見』を。
当然蕎麦は茹で置き。
見ているとそれを湯通しもせず、そのまま丼に入れ汁を注ぐ。
その上に玉子を乗っけるもんだから、
100パーセント生玉子。
鼻水みたいな『月見』を食べながら、いろんな事を思い出しました
『潮見町駅』に気動車が停まるたび、
旭川に帰りたいと泣いた妹。
そんな時代の貧しい食卓を一瞬に豪華にしてくれた『石川』さんから貰った『牡丹海老』。
つい昨日のことのように思い出されるのは、
歳を取った証拠なんでしょうな。
遠軽駅の立ち食い蕎麦がすごく美味かった記憶があり、去年の秋、食べに寄りました。
店主は80近いおばあちゃん。
聞けば50年以上ここで商売をしているとのこと。
ていうことは、あのときのオバチャンである。
何を注文したか忘れたんで『月見』を。
当然蕎麦は茹で置き。
見ているとそれを湯通しもせず、そのまま丼に入れ汁を注ぐ。
その上に玉子を乗っけるもんだから、
100パーセント生玉子。
鼻水みたいな『月見』を食べながら、いろんな事を思い出しました
『潮見町駅』に気動車が停まるたび、
旭川に帰りたいと泣いた妹。
そんな時代の貧しい食卓を一瞬に豪華にしてくれた『石川』さんから貰った『牡丹海老』。
つい昨日のことのように思い出されるのは、
歳を取った証拠なんでしょうな。