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最近あまり使われなくなった北海道の方言。
変なところに過度に神経質な人のことを言う。
小さい頃から、だらしがない家で出される食事やおやつを食べることが出来なかった。
ちゃぶ台の上の皿や箸の匂いを嗅いで、げんこつをもらったり足をつねられたりした。
帰りの道すがら、『ホントにお前は神経たかりなんだから!』と母親に説教されることがしばしば。
手に食べ物の匂いがつくのも大嫌いだった。
近所の爺さんたちが何人かで昼間から酒盛りをやっている。
子供たちが酒の肴の鮭缶をねだる。
自分の手のひらにも『ほれ』と載せてくれたとたん気持ちが悪くなり、
みんなに分からぬ様そっと捨てて手の匂いを嗅いだ。
鮭の水煮の生臭さが鼻を襲う。
家に飛んで帰り、何度も石鹸で手を洗った。
つい最近まで鮭水煮缶は食べることが出来なかったので、
幼少期の食の体験は恐るべしである。
たとえ家族であっても、大皿に持った料理を直箸で取ることに抵抗がある。
舐めた箸がどうのこうのというよりは、
納豆が付いた箸で、ほうれん草のおひたしを摘むのができないのである。
そんな『神経たかり』が食べ物商売をやっている。
さぞかし隅から隅までピッカピッカだとお思いでしょうが、
手抜きはそれなりにございます。
が、平均的な食べ物屋さんの、かなり上を行く清潔さを保っていると自負している。
2,3日前、保健所から封書が届いた。
今年度の優良食品衛生事業所に選ばれたのこと。
ついては表彰式をするので来いという。
行きませんて、そんなもの。
年に1回、保健所の巡回指導がある。
5分で終わる。
『あ~、キレイにしてますね、ハイ、結構です。』
蕎麦屋であれば、木鉢や打台、生舟の管理など見るところはいっぱいあるだろ。
そんな巡回の結果に基づく選定であるのなら、
仕事の時間を割いてまで、わざわざ行く必要は無いと判断した。
神経たかりで、相当へそ曲がりの蕎麦屋。
我が道を行く、である。
変なところに過度に神経質な人のことを言う。
小さい頃から、だらしがない家で出される食事やおやつを食べることが出来なかった。
ちゃぶ台の上の皿や箸の匂いを嗅いで、げんこつをもらったり足をつねられたりした。
帰りの道すがら、『ホントにお前は神経たかりなんだから!』と母親に説教されることがしばしば。
手に食べ物の匂いがつくのも大嫌いだった。
近所の爺さんたちが何人かで昼間から酒盛りをやっている。
子供たちが酒の肴の鮭缶をねだる。
自分の手のひらにも『ほれ』と載せてくれたとたん気持ちが悪くなり、
みんなに分からぬ様そっと捨てて手の匂いを嗅いだ。
鮭の水煮の生臭さが鼻を襲う。
家に飛んで帰り、何度も石鹸で手を洗った。
つい最近まで鮭水煮缶は食べることが出来なかったので、
幼少期の食の体験は恐るべしである。
たとえ家族であっても、大皿に持った料理を直箸で取ることに抵抗がある。
舐めた箸がどうのこうのというよりは、
納豆が付いた箸で、ほうれん草のおひたしを摘むのができないのである。
そんな『神経たかり』が食べ物商売をやっている。
さぞかし隅から隅までピッカピッカだとお思いでしょうが、
手抜きはそれなりにございます。
が、平均的な食べ物屋さんの、かなり上を行く清潔さを保っていると自負している。
2,3日前、保健所から封書が届いた。
今年度の優良食品衛生事業所に選ばれたのこと。
ついては表彰式をするので来いという。
行きませんて、そんなもの。
年に1回、保健所の巡回指導がある。
5分で終わる。
『あ~、キレイにしてますね、ハイ、結構です。』
蕎麦屋であれば、木鉢や打台、生舟の管理など見るところはいっぱいあるだろ。
そんな巡回の結果に基づく選定であるのなら、
仕事の時間を割いてまで、わざわざ行く必要は無いと判断した。
神経たかりで、相当へそ曲がりの蕎麦屋。
我が道を行く、である。
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