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あれほどびっしりと押し寄せていた流氷が、大雪の後の南寄りの風ですっかり見えなくなった。
そのためなのだろう、例年に比べて観光のお客様が少ない。
まだたっぷりと氷が残っている網走方面に向かうのだ。
流氷でもなければ真冬の紋別に来るような酔狂な人は居ないということ。
去年もおととしも書いたような覚えがあるが、
流氷頼りの観光なんぞは、もうとっくに方向転換をしていなければならない。
一年を通してこの街を訪れてみたいと思わせるモノが必要である。
港まつりや流氷まつりのイベントしか考え付かない観光行政の貧困。
単発の催し物に観光客を呼び込もうという発想は過去の遺物である。
人々の日々の暮らしが観光の資源になるというのが理想なんでしょうな。
ところで、何でと思うくらい紋別で揚がった魚を扱う店が少ない。
地物専門の市場があればと思う。
調理の方法などを教わることができる対面販売。
地元の人が喜んで集う所に自然に他所の街の人達も集まるのである。
それが観光の基本。
二月は逃げると言われる通り、あっという間に過ぎ去り早や弥生三月である。
暖かくなるにつれ、平日でも二回転近く回せるほどお客様の入りも戻ってきた。
『鶏天そば』の売れ行きが好調である。
ここ1週間で全体の30パーセントを占める。
お会計の際、『鶏胸なのに柔らかくて美味しかった!』とおっしゃる。
テレビの食べ物番組で、お馬鹿タレントが何を食べても『柔らかくて美味しい~!』
という感想とはちいと訳が違うと思っている。
肉全般共通の包丁の使い方。
肉の繊維や筋に逆らって切ることで、柔らかく、かつ適当な歯応えでしつらえることが出来る。
当店の名物に育ってくれればこの上もない。
地元のお客様から火が付き、各地からこの蕎麦を食べたくてやってくるというお客様が増えると理想である。
毎日が工夫と勉強。
独学蕎麦屋の楽しみでもあり、少々の苦労でもある。


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無題
紋別いい所
手の入っていない川(紋別は川遊びの文化が乏しいと思う)
豊富な資源の海、ふつうの魚釣りのほか入漁料を取って鮭、ホタテ釣りなんかどうでしょう。ホタテ釣りなんか日本初で受けると思うんだけど。
酪農、体験農場、チーズ、アイス作り。
山、山菜とり&キノコ採り(熊が出るけど)
野鳥(天然記念物 おじろワシ、おおワシets)鹿 きつね リス 熊 野生動物
花 野草 原生花園 古代住居跡 探したら色々あります。無いのはこれらを生かす頭だけ。
kawa 2014/03/04(Tue)11:57:28 編集
無題
お蕎麦屋でも紋別の魚を使ったメニューを開発してみてはどうですか
NONAME 2014/03/04(Tue)14:46:11 編集
kawa様の言うとおり
無策の一言に尽きますな。
にの字 2014/03/05(Wed)00:28:07 編集
チカ天蕎麦
というのを出したことがあります。
小骨もきれいに削いでてんぷらにしたんですが、
あまり出ないので止めちまいました。
他の魚介類で考えているものはあります。
近いうちに登場するかもしれません。
コメントありがとうございます、NONAME様。
にの字 2014/03/05(Wed)00:38:27 編集
弥生3月のはずが…
2月末は、春らしい天気が続いて体もノビノビできたのに、3月に入ったとたんシバレが続き毎日雪が降ってます。5時半に一応起きるのですが、恐る恐るカーテンの隙間から外を見ると、今朝も10cm強の積雪。雪かきはまだ夫の仕事なので積もってることを教えて朝の支度にかかるのですが、私の一番の大仕事は孫を起こすこと!あの手、この手を使っても中々起きない孫に手を焼いています。
紋別の流氷は、さっさと行ってしまうのですね。初めて流氷を見た時は、どこが陸地なのか海なのかわからないくらいの大氷原にビックリしたのを覚えています。あれからもう50年以上経ってしまいました。
紋別にも良いところはいっぱいあると思うけれど、生かされてないのでしょう。函館も似たようなものです。観光を売りにしていても、そのあとにつながるものがなければだめだと思います。また来て見たい!と思わせるものが無いと、一回見たからもうイイヨ!になってしまうのですよ。今は他の街から(東京や横浜など)移住して来た人や、若い人が一生懸命に活動してくれてます。官より民が頑張っていますよ。

しじみのカアサン 2014/03/07(Fri)08:54:45 編集
真冬日が
続いているのはこちらも同じです。
とにかく風が強くて冷たい。
春が足踏みするのはいつものことなんですがね。
函館の観光もいろいろ問題があるんですな。
30年以上前になりますか、
一度お邪魔した時の函館山の夜景、
霧がかかっててよく見えなかった残念な記憶があります。



にの字 2014/03/08(Sat)02:56:23 編集
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