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毎朝2時半か3時には起きる。
夜明けまでにはまだ遠い。
2階の窓から10キロほど離れた沙留の街の灯りが見えるのだが、
凍れる日にはチカチカと尖がった様な瞬きになる。
あぁ今日も打ち場は寒いなと覚悟を決めて下に降りる。
だが子供のころに経験した旭川の真冬に比べたら大したことはない。
氷点下25度や30度は当たり前。
確かマイナス30度を超えると学校が休みになり、
合図のために打ち上げられる花火が楽しみだった。
スキーを履いて登校することもよくあって、
そんな時には馬そりを待ちうける。
こっそり後ろから近づき、スキーのストックをそりに引っ掛ける。
うまくいけば、漕がなくても学校までの4,5キロの道のりを連れて行ってくれるのだが、
途中で必ず馬喰ろうのおっさんに見つかり手を離すことに。
馬の首に掛けられた鈴のシャンシャンという音とともに思い出す。
今年の流氷も大分近づいて来た様子。
寒さの質が変わってきた。
渚滑川の河口付近の海原に『けあらし』が発生するのはこの時期。
きのうの日曜日は、そんな幻想的な光景を一日中眺めることができた。
何回かカメラに撮ったのだが勇壮な雰囲気を写すことは難しい。
アマチュアカメラマンとして有名な湧別のTさんはご常連。
いつも次男の息子さんと一緒に開店15分ぐらい前に来られる。
『いやぁ~早く付き過ぎちまって!』
どうぞどうぞと席にお通しするのが常。
蕎麦を食べながらの途切れがちな会話も、喋らなくても通じ合える親子の見本みたいで良いなと思ってた。
年末年始ともにご来店されなかったので、どうしたのかなと気に掛けていたところ、
先週の金曜日の開店直後、Tさんが独りで入ってきた。
『7人だけどいいかい?』と言うのでテーブルをくっ付けて席を作っていると、
『いつも一緒に来ていた息子、死んじゃったんだ』。
びっくりしてお話を伺うと、3日ほど前に心不全で亡くなったとのこと。
葬儀の後、いつも来ていた蕎麦屋へということで身内の方を連れて来られた様。
大勢のご家族に囲まれたTさんだが、何となく寂しげに見えてしまう。
心からご冥福を祈る。



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