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13日の祝日、奥さんに誘われて網走に行った。
目的は呼人にあるTリゾートホテルのランチバイキング。
11時には行列ができるほどの人気だそうで間に合うように車を走らせる。
会場のレストラン前のロビーには数十人の先客。
温泉の入浴料も含めて一人約2000円。
Tリゾートといえば道内屈指のホテルを各地に有する。
値段も値段なだけにあまり期待はしていなかったが、
どれを食べても普通かそれ以下のがっかりする内容。
今が旬の牡蠣でも並んでいるかと思ったが、当たり前かもしれないがそんなものは無し。
目立ったのは鶏肉やサンマ、鱈、鮭を使った料理。
値の張る牛肉や豚肉を使ったものはない。
もともと二人ともバクバク大量に食べる方ではない。
おまけに味が混ざるのが嫌なので、皿に二種類ほどを取ってちまちまと食べる。
隣のテーブルはそれぞれ70キロ以上はあるなと思われる母と娘。
口の端から塩焼きソバの麺を垂らしながら手は次の皿をもう持っている。
バイキングは元を取らねば損という考えも分からないわけではないが、
前の日から何も食べていないような食事の仕方はみっともないしょ。
ほどほどの量をよく味わいながら食べる、
そんなお客さんが多くなると、提供する側ももっと良いものを出せる筈。
案内されたテーブルには、あらかじめ鶏の塩鍋というのがセットされていた。
塩味のスープで鶏腿と野菜を煮て食べる鍋。
これが何とも酷い鶏肉。
臭みがスープにも溶け出し野菜も食べれたもんじゃない。
毎月ため息をつきながら支払いをしている貧乏蕎麦屋でも、
こんな鶏肉は使いませんぜ、『鶴雅』さん。
なんだかなーと思いながら大好きな温泉に浸かっても心は満たされない。
思い立って『そば切り温』さんに寄ってみようということになった。
もしかして休みかなとドキドキしながら林の中の小道を抜けると、
駐車場にはお客さんの車が停まっていて営業中。
靴を脱ぎ昭和の香りが色濃い店内に入ると薪ストーブが赤々と燃え暖かい。
すぐに店主中村さんご夫妻が気づき出迎えてくれる。
お腹はほぼ一杯なのに注文したもり蕎麦は、
美味くて美味くてするりと入ってしまう。
丁度仕事の切れ間であったのか、30分ほどいろんなお話をすることができた。
物足りなかった心の隙間を、お二人の飄々としたお人柄が満たしてくれる。
帰り際には仕事の手を止め、わざわざ外に出て見送ってくれた。
皆さんも是非一度行かれるとよい。
食事とはただ胃袋をいっぱいにするものではなく、心も満足させるものでなければならない。
そんなことを気付かせてくれる蕎麦屋さんです。
場所はちょいと分かりにくい。
一番迷わずに行けるルートは、北見に向かって呼人の町外れ、
金印のワサビ工場の付近に天都山への大きな標識があるところで左折。
山道を1キロほど登ると『感動の小径』という道標を右折。
1キロも走らないうちに左道路脇に『そば切り温』の看板を発見できる。
古いものがすべて良しとは言わないが、時代とともに失ってきた大事な何かを、
旨い蕎麦を手繰りながら考えられる時間と空間は滅多に無い。
目的は呼人にあるTリゾートホテルのランチバイキング。
11時には行列ができるほどの人気だそうで間に合うように車を走らせる。
会場のレストラン前のロビーには数十人の先客。
温泉の入浴料も含めて一人約2000円。
Tリゾートといえば道内屈指のホテルを各地に有する。
値段も値段なだけにあまり期待はしていなかったが、
どれを食べても普通かそれ以下のがっかりする内容。
今が旬の牡蠣でも並んでいるかと思ったが、当たり前かもしれないがそんなものは無し。
目立ったのは鶏肉やサンマ、鱈、鮭を使った料理。
値の張る牛肉や豚肉を使ったものはない。
もともと二人ともバクバク大量に食べる方ではない。
おまけに味が混ざるのが嫌なので、皿に二種類ほどを取ってちまちまと食べる。
隣のテーブルはそれぞれ70キロ以上はあるなと思われる母と娘。
口の端から塩焼きソバの麺を垂らしながら手は次の皿をもう持っている。
バイキングは元を取らねば損という考えも分からないわけではないが、
前の日から何も食べていないような食事の仕方はみっともないしょ。
ほどほどの量をよく味わいながら食べる、
そんなお客さんが多くなると、提供する側ももっと良いものを出せる筈。
案内されたテーブルには、あらかじめ鶏の塩鍋というのがセットされていた。
塩味のスープで鶏腿と野菜を煮て食べる鍋。
これが何とも酷い鶏肉。
臭みがスープにも溶け出し野菜も食べれたもんじゃない。
毎月ため息をつきながら支払いをしている貧乏蕎麦屋でも、
こんな鶏肉は使いませんぜ、『鶴雅』さん。
なんだかなーと思いながら大好きな温泉に浸かっても心は満たされない。
思い立って『そば切り温』さんに寄ってみようということになった。
もしかして休みかなとドキドキしながら林の中の小道を抜けると、
駐車場にはお客さんの車が停まっていて営業中。
靴を脱ぎ昭和の香りが色濃い店内に入ると薪ストーブが赤々と燃え暖かい。
すぐに店主中村さんご夫妻が気づき出迎えてくれる。
お腹はほぼ一杯なのに注文したもり蕎麦は、
美味くて美味くてするりと入ってしまう。
丁度仕事の切れ間であったのか、30分ほどいろんなお話をすることができた。
物足りなかった心の隙間を、お二人の飄々としたお人柄が満たしてくれる。
帰り際には仕事の手を止め、わざわざ外に出て見送ってくれた。
皆さんも是非一度行かれるとよい。
食事とはただ胃袋をいっぱいにするものではなく、心も満足させるものでなければならない。
そんなことを気付かせてくれる蕎麦屋さんです。
場所はちょいと分かりにくい。
一番迷わずに行けるルートは、北見に向かって呼人の町外れ、
金印のワサビ工場の付近に天都山への大きな標識があるところで左折。
山道を1キロほど登ると『感動の小径』という道標を右折。
1キロも走らないうちに左道路脇に『そば切り温』の看板を発見できる。
古いものがすべて良しとは言わないが、時代とともに失ってきた大事な何かを、
旨い蕎麦を手繰りながら考えられる時間と空間は滅多に無い。
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