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7月は日曜日を除き、いまいちの入りである。
昼時には満席の状態になるが、それで終わってしまう。
平日はお一人のお客様が多いので、カウンターの無い当店ははなはだ効率が悪い。
蕎麦屋なんて商売は開店から1時までが勝負の世界。
席数の6割から7割を採算ラインに設定するのが安定経営の要だと思う。
あと5、6人座れる席があったらなと、溜息まじりに考えてしまう。
まっ、店舗設計の甘さということで諦めましょう。
そんな平日をカバーしてくれるのが日曜日。 
21日の日曜は気合を込めて50人前の蕎麦を打つ。
開店の札を出すと同時にお客様が詰め掛ける。
少し肌寒い天気のせいか、半数以上の注文は天ぷら系。
11時から2時過ぎまで1分の休みも無く天ぷら鍋に張り付く。
蕎麦屋の天ぷらは衣を厚めに付ける。
温・冷いづれの蕎麦にも汁に絡まる衣の付け加減が要。
中でも海老の天ぷらは腕の見せ所。
油の中でくるくる回る海老を仰向けに寝せ、針の様な衣の華を咲かす。
尻尾はじゃんけんの『パ』のように綺麗に開くのが理想。
中心はほんのり火が入った状態が美味いので、
衣付けは10秒ほどで終わらさなければならない。
最初はうまくいかなかった。
当店の海老天は2本で1人前。
向きを揃えて衣を付けるのは結構難しい作業。
悩んだ末、100均ショップで売っている『あるもの』を使おうと思いついた。
これが大正解。
2人前の4本の海老に同時に華を咲かすことが出来る。
すべて独学でこの商売を始めた自分にとって、そんな発見は無上の喜び。
開業者向けの蕎麦教室に通ったり、老舗の蕎麦屋に修行に入ったりすると、
悩まなくとも答えはすぐに用意されているだろう。
だが自分にはそんな時間も金銭的な余裕も無かった。
頼りになるのは、どうしたらもっと美味しく、効率良く、
綺麗に仕上げることが出来るかを考え続ける向上心と、それを支える体力。
向上心はまだまだ大丈夫と思うが、体の力は黄色の点滅かもしれない。
結局、こないだの日曜日は37名様で終わらせていただいた。
2食分の蕎麦が残ったが、
3人様が来店されたらアウトだろ、が自分に対する言い訳ですな。


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無理は禁物
体力の落ち方は年齢と共に加速するようです。私も日々、実感しています。無理は禁物、ユックリと構えていけばいいのですが目の前にチョロチョロしている孫がいると、そちらに気を取られます。こちらは今日が終業式、明日から夏休みです。嫌でもお昼ご飯の用意です。暑い時に何時間も天ぷらを揚げるなんて、聞いただけで倒れそう…。くれぐれも気をつけてください。
しじみのカアサン 2013/07/24(Wed)08:49:28 編集
神居の松本鉄工所
思い出す時があります。
鼻の穴はすすで真っ黒になってたけど、
みんな汗はそんなにかいていなかったような。
覚悟をすると暑さはそんなに感じないのかも知れません。
お客様から御代をいただく仕事はそんな訳にはいきませんが、家事は手抜きが一番。
周りの助けを借りて体の力を温存し、
オペに臨まれますように。
にの字 2013/07/25(Thu)19:38:54 編集
ありがとう!
昔の鉄工所は「ふいご」を使ってガンガンに火をおこして鉄を熔かしていたものね。暑さはハンパじゃなかったんでしょう。懐かしいね。
私は、もうまな板の上のコイ状態だから後は静かにお任せするのみです。お気遣いありがとうございます。
旭川の森さん夫妻が釣りに行くようですよ。寄ったらよろしくね。
しじみのカアサン 2013/07/28(Sun)10:23:03 編集
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