×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
当店の品書きにはいわゆる『天ざる』『天せいろ』はありません。
『天ざる!!』
と御席に座るなり注文するお客様が結構いらっしゃいます。
どうしてもという方には、
海老天、ごぼう天、掻き揚げ天などを別盛りにしてお出ししています。
『天せいろ』をやれば海老、いか、野菜など天麩羅5点盛りで1500円近くを頂戴できます。
お客様一人当たりの単価も上がって非常に喜ばしいのです。
でもやりません。
なぜなら蕎麦と天麩羅はまったく別々の食べ物で、
そばつゆを仲介役にして暖かい海老天蕎麦になったり、
冷たい海老天おろし蕎麦になったりすることで、
二つの食べ物が一つになるような気がするのです。
別盛りの天ざるが蕎麦屋の品書きに登場したのは戦後のことです。
お江戸の昔から天麩羅蕎麦といえば、
揚げ置きの冷めた海老天を暖かい蕎麦に載せたものでした。
そうすることで天麩羅の衣も剥がれにくくなり、
そばつゆもそんな天麩羅に合った辛いものになっていたようです。
天ぷら蕎麦を注文し食べようとした途端、
海老天の衣がずる剥けちゃって見るも無残な形になることがあります。
そんな時にも蕎麦屋さんを責めてはいけません。
出来るだけ熱々を食べて欲しいという気持ちの結果なのです。
江戸蕎麦を目指す当店では三つ四つの注文が重なり、
そのなかに海老天が混ざるとまず最初に海老を揚げて最後にお出しするようにしてます。
そうすることで少しでも衣が剥がれないようにしたいからです。
なーんちゃって今日はいささか理屈っぽいことを書いちゃいました。
要するに『天ざる』『天せいろ』は店主が嫌いなだけ。
そばつゆで食ってくれとばかりに、
天つゆも塩も出さない蕎麦屋は言語道断。
だったら最初からぶっかけで食べる。
つい先日、自分の好き嫌いを押し付けちゃいけねぇ~と書いたばかりみたいな気がしますが、
行く末そんなに永くはない蕎麦屋の我儘と,
どんぞお許しください。
『天ざる!!』
と御席に座るなり注文するお客様が結構いらっしゃいます。
どうしてもという方には、
海老天、ごぼう天、掻き揚げ天などを別盛りにしてお出ししています。
『天せいろ』をやれば海老、いか、野菜など天麩羅5点盛りで1500円近くを頂戴できます。
お客様一人当たりの単価も上がって非常に喜ばしいのです。
でもやりません。
なぜなら蕎麦と天麩羅はまったく別々の食べ物で、
そばつゆを仲介役にして暖かい海老天蕎麦になったり、
冷たい海老天おろし蕎麦になったりすることで、
二つの食べ物が一つになるような気がするのです。
別盛りの天ざるが蕎麦屋の品書きに登場したのは戦後のことです。
お江戸の昔から天麩羅蕎麦といえば、
揚げ置きの冷めた海老天を暖かい蕎麦に載せたものでした。
そうすることで天麩羅の衣も剥がれにくくなり、
そばつゆもそんな天麩羅に合った辛いものになっていたようです。
天ぷら蕎麦を注文し食べようとした途端、
海老天の衣がずる剥けちゃって見るも無残な形になることがあります。
そんな時にも蕎麦屋さんを責めてはいけません。
出来るだけ熱々を食べて欲しいという気持ちの結果なのです。
江戸蕎麦を目指す当店では三つ四つの注文が重なり、
そのなかに海老天が混ざるとまず最初に海老を揚げて最後にお出しするようにしてます。
そうすることで少しでも衣が剥がれないようにしたいからです。
なーんちゃって今日はいささか理屈っぽいことを書いちゃいました。
要するに『天ざる』『天せいろ』は店主が嫌いなだけ。
そばつゆで食ってくれとばかりに、
天つゆも塩も出さない蕎麦屋は言語道断。
だったら最初からぶっかけで食べる。
つい先日、自分の好き嫌いを押し付けちゃいけねぇ~と書いたばかりみたいな気がしますが、
行く末そんなに永くはない蕎麦屋の我儘と,
どんぞお許しください。
PR