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ようやく日差しの戻った先週の週末土曜日、パートのJさんもSさんもそれぞれ都合でお休みでした。
おまけに貴重なボランティア、ヨガの先生も1時頃でなければ出てこれないと言う。
苦しいときのTちゃん頼りで、息子のお嫁さんにお昼の手伝いをお願いしました。
混んでくれという気持ちと、そこそこにという気持ちが半々で店を開けたところ、
続々とお客様が続き、汗だくでなんとか時分どきを乗り越え、
3時には蕎麦が無くなってしまったので1キロの追い打ちし、夕方に備えました。
5時以降もパラパラとご来店、6時ちょい過ぎにしばらくぶりの売り切れ仕舞いです。
結果は31名様。何とも心地よい疲労感で営業終了。
21日の日曜日も6時で26名様と、2日連続の30人越えかと思いましたが、
6時半頃、KAWA様が余りの蒸し暑さに我慢が出来ず、『生!生!!』と叫びながらご乱入。
待ってましたとばかりに宴会突入しちゃいました。
やはり天気が良くなければ駄目なんですなぁ~。







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このところ、土曜日曜は平均して忙しいので3人体制で営業してました。
25日の土曜日は、たまたまパートのJさんと2人営業になり、
大丈夫かなと、少々不安を抱えながら商い中の札を出しました。
開けた途端、続々とお客様が入り、あっという間に満席です。
その後も、お2人様が帰るとお2人様が入るというような状態が続き、
1時半には蕎麦が無くなり、売り切れ仕舞いの札が出ました。
開店以来の最短営業記録です。
こんな場合、昨年は追い打ちをかけてやっていたのですが、
今は体のことを考えて終了にすることにしました。
許されるのであれば、休み休み、ゆるゆると時を繋いでいくような生き方をしてみようかな、
なんて考えている今日この頃です。
img10162136376.jpgここんところ、鴨南や鴨せいろを注文されたお客様の5人に1人くらいの割合で、ネギを残されるのです。
当店のネギは、寸に切った白いところを鴨の油で焼き付けた、江戸時代から続く伝統のやり方です。自分が食べても、このネギがあれば鴨肉はいらねぇよというくらい、ネギの美味しさを味わえる調理方法なのです。
下がってきたドンブリの中にそんなネギがポッカリ浮いているのを見ると、あ~ぁ、まただ!と肩を落としてしまいます。どうやらこの地方の方達にとって、こんなネギの食べ方は馴染みが無いのが原因ではないかと最近気がつきました。目新しいもの、異なるものを受け入れ難い土地の土壌があるのかもしれません。
でもこのやり方を変えるつもりはありません。せいろのつゆもそうです。砂糖も味醂もぎりぎり押さえて使っているので、蕎麦猪口にどっぷりつけ、ぐりっとかき混ぜて食べる人達には、しょっぱい、辛い、と言われますが、甘くするつもりはありません。開店の際、この作り方が旨いのだと、決めた事柄は『にの字』の基本姿勢です。欠点を変える、修正することには何の衒いもないのですが、基本姿勢が崩れてはなんねぇ~のです。
給付金をもらう、もらわないで騒いでいた国会で、『矜持』という言葉を軽々しく使ったアホ政治家がいますが、
本来『矜持』とは、男が命懸けで守らねばならないものを決めて実行に移す時、基本の姿勢を正す、すなわち襟を持って姿勢を直すというのがこの字句の意味です。高倉健さんが緋牡丹のお竜さんにそれとなく別れを告げ、二度と帰らないであろうお竜さん家の玄関を肩越しに振り返りながら、ピシッと襟を直し、ひとりで悪ヤクザ家に殴りこみを掛ける、なんちゅう時に使われる言葉なのです。
たとえお客さんが少なかろうと、この味を判ってくれるまでは必死に頑張る『えりもち』じゃねぇ『きょうじ』を蕎麦屋でさえ持ってんだよ、麻生クン!!
P1000011.jpgお客様が帰られた後、下がってきた丼を出来るだけ確認するように努めています。蕎麦や汁はどのぐらい残っているのか、種物の具はきれいに召し上がっていただけたのか、丼の中の残り物は一番解りやすいお客様のメッセージです。昨日から始めたかき蕎麦とごぼう天蕎麦、昨日の口開けのお客様が早速かき蕎麦を注文されました。お帰りの後、鼻を突っ込むようにして丼の中を見る店主。短い蕎麦のかけらも無く、汁も乾いたように飲み干されていました。嬉しかったですねぇ!新米蕎麦屋にとって何よりの励みになります。

この2、3日本当に寒いです。今年の冬は白いものが降って来たと思ったら一気呵成にやってきた感じです。
寒くなれば何と言ってもカキが美味しくなる!そんなわけでカキ蕎麦準備しています。熱々の蕎麦汁にカキのエキスが溶け込みうまいんですなぁ~これが!ぜひぜひご賞味ください。
それともうひとつ、大地の滋養をむちっと蓄えたごぼう天蕎麦(温・冷)をご用意します。
12月中には完全ご予約制で、夜の部のみの蕎麦三昧おまかせコース(仮称)なんていうのも考えています。
景気が悪くなると、まず真っ先に影響をこうむるのが飲食店業界ですが、紋別のはまなす通りも惨憺たる状態と聞いています。街からポツンと離れた当店ですが、皆様に喜ばれるような店作り、品揃えをやっていきたいと思ってますのでこれからもどうぞお引き立てのほどよろしくお願いします。

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