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連休の中日、3日の日曜日は相当混み合うことを予想して6キロの蕎麦を打つ。
大盛り、特盛の注文が混ざるとしても約50人前の量。
気合を入れて11時10分前に暖簾を出す。
開店待ちのお客様はいない。
少し拍子抜けしながらネギなど刻んでいるうちに続々とご来店。
汗ばむような天気なのに温蕎麦の注文ばかり。
しかも舞茸天が爆発。
丼の全面を覆うように四個の舞茸天がドーンと乗っかるこの蕎麦。
なぜか人気があるのだが作るのは結構厄介なのだ。
まず舞茸は揚げどきが肝要。
揚げ過ぎては舞茸の香味が飛んでしまう。
付きっ切りでひっくり返しおっ繰り返しなのである。
加えて油跳ねが半端でない。
手や顔に油が跳ねるのはもうすっかり慣れてしまったが、
ほぼオープンキッチンのこの店、調理台や壁に飛んだものは拭き取らねばならない。
そんなこんなで4名様連れのお客様の注文が、
「舞茸天四つです!」なんてパートさんの声を聞くと腰が砕けるのである。
そのうち、今の時期だけ限定の山わさび付きのせいろも順調に出だし、
2時頃には2,3人前を残し46名様の入店を数えていた。
みんな結構疲れていたのでそろそろ閉めようかなと思っていると、
4名の御家族連れが入ってきた。
パートさんの「残りの蕎麦が三人前なんです」の言葉に何とも残念そうに諦めきれない様子。
除けてあった端っこを集めると何とかなるかもしれないと、
「不揃いになりますがそれでもよければ?」とお断りしお通しする。
伺うと札幌からいらしたとのこと。
蕎麦が大好きだという小学3年生の男の子とご両親におばあちゃん、
全員声を揃えて「美味しかった!」のお帰りの一言に今日一日の疲れが癒される。
総計四回転超えの50名様。
閉店後の掃除を終えてゆっくり休みたいところだが、
鶏つくねの仕込みをしなければならない。
ばんばんに張った腕や腰や背中にもうちょっと頑張れやと、
声をかけながら2キロの鶏胸挽肉を団子に茹であげたら体力限界。
夕食もそこそこに8時には横になる。
定休日の明日は朝からカレー用の牛スジ肉の仕込みが待っている。
冬の疲れが抜けきれない老体にはちょいとキツイゴールデンウィークである。
土曜日の夜明け前の頃、店前でカラスの鳴き声が異常にうるさい。
仕事の手を休め外に出てみると、
地面すれすれで10羽以上のカラスが1羽の小さなトンビを攻撃している。
「この卑怯者めが!」と怒鳴りながら石をぶつけてやった。
弱ったトンビともども近くの林の中へ飛んで行ったが、
多分助からないだろう。
カラスにしては当たり前の集団の行動。
あまり群れることをせずに生きてきた自分の姿と、
トンビが重なって見えたのかなと思わず苦笑いをしてしまった。
大盛り、特盛の注文が混ざるとしても約50人前の量。
気合を入れて11時10分前に暖簾を出す。
開店待ちのお客様はいない。
少し拍子抜けしながらネギなど刻んでいるうちに続々とご来店。
汗ばむような天気なのに温蕎麦の注文ばかり。
しかも舞茸天が爆発。
丼の全面を覆うように四個の舞茸天がドーンと乗っかるこの蕎麦。
なぜか人気があるのだが作るのは結構厄介なのだ。
まず舞茸は揚げどきが肝要。
揚げ過ぎては舞茸の香味が飛んでしまう。
付きっ切りでひっくり返しおっ繰り返しなのである。
加えて油跳ねが半端でない。
手や顔に油が跳ねるのはもうすっかり慣れてしまったが、
ほぼオープンキッチンのこの店、調理台や壁に飛んだものは拭き取らねばならない。
そんなこんなで4名様連れのお客様の注文が、
「舞茸天四つです!」なんてパートさんの声を聞くと腰が砕けるのである。
そのうち、今の時期だけ限定の山わさび付きのせいろも順調に出だし、
2時頃には2,3人前を残し46名様の入店を数えていた。
みんな結構疲れていたのでそろそろ閉めようかなと思っていると、
4名の御家族連れが入ってきた。
パートさんの「残りの蕎麦が三人前なんです」の言葉に何とも残念そうに諦めきれない様子。
除けてあった端っこを集めると何とかなるかもしれないと、
「不揃いになりますがそれでもよければ?」とお断りしお通しする。
伺うと札幌からいらしたとのこと。
蕎麦が大好きだという小学3年生の男の子とご両親におばあちゃん、
全員声を揃えて「美味しかった!」のお帰りの一言に今日一日の疲れが癒される。
総計四回転超えの50名様。
閉店後の掃除を終えてゆっくり休みたいところだが、
鶏つくねの仕込みをしなければならない。
ばんばんに張った腕や腰や背中にもうちょっと頑張れやと、
声をかけながら2キロの鶏胸挽肉を団子に茹であげたら体力限界。
夕食もそこそこに8時には横になる。
定休日の明日は朝からカレー用の牛スジ肉の仕込みが待っている。
冬の疲れが抜けきれない老体にはちょいとキツイゴールデンウィークである。
土曜日の夜明け前の頃、店前でカラスの鳴き声が異常にうるさい。
仕事の手を休め外に出てみると、
地面すれすれで10羽以上のカラスが1羽の小さなトンビを攻撃している。
「この卑怯者めが!」と怒鳴りながら石をぶつけてやった。
弱ったトンビともども近くの林の中へ飛んで行ったが、
多分助からないだろう。
カラスにしては当たり前の集団の行動。
あまり群れることをせずに生きてきた自分の姿と、
トンビが重なって見えたのかなと思わず苦笑いをしてしまった。
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