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このところ、圧倒的に温かい蕎麦の注文が多いせいか、開店後の店内には蕎麦つゆの良い匂いが漂ってます。この匂いを嗅ぐと、東京は西の外れ、町田で暮らした学生時代を思い出します。学校で授業を受けるより、いかにして毎日を食いつなぐかに一生懸命でした。そんな生活の中で唯一の贅沢が、何日か置きの銭湯でした。たいしたもんも食べてなかったので、風呂上りには空きっ腹が堪えます。丁度銭湯の隣に蕎麦屋があり、辺り一面に蕎麦つゆのいい匂いが漂っていて、風呂代のつり銭の10円玉と1円玉をポケットの中で握り締めながら、ボロアパートまで走って帰ったものでした。そんな自分がまさか蕎麦屋をやるなんて、人生面白いもんですなぁ~。
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