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29日の日曜日は,月末だしそんなに混まないだろうと約4キロのそばを用意し店を開けました。
ところが正午過ぎから切れ目無くお客様が入り、1時ごろには車の中で8人お待ちの状態になりました。
30分ほどで入店していただいたのですが、
貴重な時間を費やしてでも当店の蕎麦を食べたいというお客様の気持ちを考えると、
チョー身のすくむ思いです。
2時には蕎麦もすっかり無くなってしまったので、1キロの追い打ちをかけました。
にの字には追い打ちのジンクスがあり、追い打ちをかけるとお客様が入らないのです。
今日も駄目かなと、いつものリクライニングチェアーでボーッと半分寝ながら待っていると、
5時過ぎから来ましたねぇ~。
1名様、4名様、4名様と続けざまにご来店。
追い打ちの蕎麦もすっからかんとなり、総数38名様で6時半に売り切れ仕舞いとなりました。
今日を境に妙なジンクスとはおさらばしたいものです。
もうひとつびっくりしたことが!
生ビールなどの飲み物はまったく出なかったんですが、
お客様1人当たりの単価が1000円を超えたのです。
これには最近甘味もののラインナップに加わったダッタン蕎麦茶ゼリー、
お土産用の椎茸と昆布の佃煮、そして週末限定の手作りおいなりさんが大きく貢献しています。
昼下がりから夕方のひと時を、熱燗でもやりながらのんびり過ごし、
最後に蕎麦を手繰ってお帰りいただくというのが、当店の理想の姿だと思うのですが、
車でお越しのお客様がほとんどの店にとって、それは無理なのかもしれません。
そうなると売り上げアップの鍵は、甘味ものなどにあるのかなぁ~。

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先月からお出ししている牡蠣蕎麦が好調です。
去年は大きくて見栄えのする宮城産の牡蠣を使っていたのですが、
やはり地産地消にこだわらなければと、
今年はサロマ産を使用することにしました。
牡蠣そのものの旨みはサロマの方があるような気がするのですが、
いかんせん、にの字で買い求めているパック詰めのサロマの牡蠣は大きさがバラバラなのです。
牡蠣蕎麦は、汁の中に牡蠣のエキスを十分に引き出すと共に、
牡蠣の火の通し方はミディアムレアでなければならないという、
二つの条件をクリァしなければなりません。
それが大きさがまちまちだと調理が非常に難しくなるのです。
サロマ牡蠣生産組合の皆さん、いろいろと事情があるのでしょうが、
グラム数合わせのために入れちゃった、というようなSSサイズの身を混ぜ込むようなことは、止めたほうがいいと思います。
少なくとも宮城産のパックにはSSは入っていません。
宮城に出来てサロマに出来ないはずはないと、にの字は思うのです。
このへんが、北海道の商売は甘いと言われるところなんでしょうなぁ~。
10月から、65歳以上のお客様のご飲食代から100円を割り引く制度を始めました。
例えば70歳と68歳のご夫婦が、600円のせいろと1000円の鴨南を召し上がると、
1600円のご会計金額が、1400円に割り引かれるわけです。
最初は敬老の日の前後だけと考えていましたが、
意外と好評のようなので、太っ腹のにの字はずーっとやっちゃうことにしました。
こーいう情報はお年寄りの間であっという間に広がるみたいで、
11月に入ってから、なんとお客様の15パーセントが敬老割引です。
儲けが少ないなんてけちなことは申しません。
街から離れたこんな辺鄙な蕎麦屋に来ていただけるだけで感謝です。
65歳以上の確認は自己申告だけで結構です。免許証も保険証も要りません。
4,5日前、50歳ぐらいに見える男性が入店されました。
お席に水を持っていくと、『敬老割引は証明が要るの?』と聞かれたので、
『いいえ、その旨言ってくだされば結構ですよ』とお答えし、
せいろの大盛りを食べられたので会計の際、
『750円のところ、敬老割引で650円になります』と言ったところ、
『ひどいなー、俺そんな歳に見える?親に教えてやろうと思って聞いたんだよ。』
おっとこれは失礼しましたと平謝りのにの字。
まだ男のお客様だから謝って許していただきましたが、
これが女性のお客ですと二度と店には来てくれません。
そんな訳で敬老割引は自己申告をされた方のみが対象です。
お客様の容姿格好で店側が判断することはしませんので、
忘れずに一言『敬老!』とおっしゃってください。


網走は天都山の中腹にこの店はあります。
うちの店も分かりにくいと言われているので、
人様のことをどうのこうの言えませんが、
ナビにもひっかからない、看板も1枚だけ。
まず最初は絶対迷うこと請け合いの林の中の蕎麦屋さんです。
呼人にある有名な金印わさびの工場を過ぎ、
最初の信号を中園方面に右折します。
しばらく走り、東京農大に向かう感動の小径というわき道をたどると、
道路わきに看板がポツンと立ってるのでそのとおり林の中の砂利道を進み到着です。
おそらく築50年以上は経っていると思われる農家を改築した店です。
一番最初に訪ねたときは、雑誌に紹介された直後のせいか、
1時半を過ぎているのに満席状態。
真ん中の大テーブルに座ったんですが、ぜんぜん気がついてくれない。
奥さんと思われる方が一人で汗をかきながら、20名ぐらいのお客様をさばいている。
着席から15分後、ついに辛抱堪らず『すんませんお願いします!』と声をかけやっと『もり』を注文。
やれやれと少しだけ見える厨房の様子を伺うと、満席なのにすごく静かなんです。
にの字が満席になるとそりゃーもうにぎやかです。
『はい!3番さん、せいろ、蕎麦入ります!』とか『4番さん、にしん、汁来てるか!』とか、
強力換気扇の騒音に負けないボリュームで声が行き交います。
それに引き換え『温』さんは、たまに鍋の触れ合うカシャカシャという音ぐらい。
ゆっくりしたペースで先客に蕎麦が運ばれる。
皆さんそれぞれ達観した様子で、備え付けの本棚から本を引っ張り出し、
時々溜息を付きながら読書をしつつ蕎麦を待ってます。
そして注文のもりが来たのが40分後。
辛汁は薄めで、にの字的にはちょっと何なんですが、
自家製粉の蕎麦はもちもちとして素晴らしく旨い。
蕎麦にも感動したんですが、店のテンポにお客さんを巻き込んでしまう雰囲気がいい。
1回目は混んでいたため時間が掛かったんだと思い、
2回目の訪問は12時少し前に到着しましたが、ほぼ満席。
注文の辛みおろし蕎麦が出てきたのが30分後です。
蕎麦は旨い。そして何より時を越えた接客が何とも良い。
今日の休み、気になってた牡蠣の天麩羅を食べにまたまた『温』さんへ。
着いたのが11時半で口開けの客になりました。
早速牡蠣のてんぷらと鶏南蛮を注文。
待つこと20分で出てきました。牡蠣のてんぷらは揚げ具合が絶妙!
外はカリカリ、中は丁度良く火の入った状態。いやぁ~勉強になりました。
鶏南蛮は汁は甘めの関西風、蕎麦は太目の田舎で旨かったです。
この場を借りて『温』さんに報告することがひとつ。
最近混んできたときのにの字の合言葉、それは『おんちゃんでいこう!』です。
ゆっくり急いで、あわてずに、こっちのペースでやろうね!と使わせてもらってます。
そのうち身分を明かし、親しくお話したいと思ってます。







こないだTVをぼーっと見ていたら、札幌の讃岐うどんの店が紹介されていました。
その店のお勧めが釜揚げうどんで、なんと1人前280円ですって。
競争する気はさらさらありませんが、こりゃかなわんなと思いました。
コンビニなんかで売られている弁当も随分安くなってます。
買う側にとっては、安けりゃ安いほど良いのは当たり前です。
でも300円を切った弁当を見ていると、納入価格を値切られて涙を流している卸売業者や、
生産農家の方たちの悲鳴が聞こえてくるような気がします。
法で定められた最低賃金のように、物には何でも適正価格というものがあり、
物が出来上がるまでのそれぞれの過程において、
携わる人達の苦労が最低限度報われた値段でなければ駄目なんじゃないかと。
そして安けりゃ安いほどいいという様な風潮が、食べ物の産地偽装やさまざまな問題を引き起こす根っこになっているのではないかと思う今日この頃です。
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