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5月の末にパートさん決まりましたとご報告しました。
やれやれと思ったのはほんの一瞬。
21歳のMさんから退職の申し出。
一人残った50代のIさんからも辞めたいとの話がある。
困っちまって急遽ハローワークに求人を出すと、
翌日26歳のSさんが応募してきました。
飲食店勤務の経験もあり即戦力になると判断、
さらにありがたいことに友達も一緒に雇って欲しいとのこと。
願ったりかなったりです。
Mさんの指導の下、先週から二人働いてます。
店主の予想したとおり覚えは早い。
友達同士ということもあってシフトも組みやすく、
永く務めて欲しいと願ってます。
今月から始めた『冷やしかしわ』。
当初は週末のみのご提供でしたが、
今週から週日を通しお出しすることにしました。
さっぱりと召し上がっていただけますので、
これからの暑い時期、ぴったりの品書きと思っています。
ご注文の程お待ちしております。
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開店当初からのお客様のiさんご夫婦。
夕方6時過ぎ、蕎麦が底を付いたので売り切れ仕舞いの札を持って外に出ると、iさんの車が駐車場に入ってくること連続3回目。
『いやぁ~、本当に申し訳ありません!!』
深々と頭を下げお帰りいただいたが、
『今日はあの店のこれを食べよう!』と心に決め、
出かけてみたら閉まっていた時の絶望感。
ペコペコのお腹ん中の蕎麦モードを、他の食べ物モードに切り替えなきゃなんない煩わしさ。
仕事柄いろんな所のいろんなものを食べてきましたが、
定休日、中休みなどの情報は事前調査可能です。
ただ売り切れ仕舞いだけは『あっ、そう!仕方ないね』
で諦めるしかありませんが何ともやるせない。
そんなお客様の気持ちが手に取るように分かるため、
売り切れ仕舞いの札を出すときの心境は、
やれやれ今日も終わったなというほっとした気分を、
その後見えられるかもしれないお客様を思う沈んだ気持ちが覆い尽くす。
もう少し若ければ追い打ちも掛けますが、
何せこの歳です、どうか勘弁ねと、逃げる自分をすっかり許してます。
1年でも2年でも長く続けたいこの商売、
店主の体力温存のためにも早めのご来店を切にお願い申し上げます。



立て続けにこんなお客様がいらっしゃった。
『お蕎麦柔らかめに茹でて下さい』と。
通常より10秒ほど余計に茹で、
氷水に締める時間も調整してお出ししたが、
『そんなもん出来ません』と断るのが蕎麦屋の矜持かもしれない。
毎日同じ蕎麦粉で同じ打ち方をするならば、
お客様にお出し出来る蕎麦の茹で時間はピンポイントで決まってくるのです。
硬くも無く柔らかくも無く、上唇と下の前歯で挟むとぷちっと弾力をもって切れる蕎麦。
それが美味しい蕎麦の茹で方。
旨い蕎麦の表現の一つにコシがあると言う言葉がよく使われますが、
茹で時間の足りない生煮えの硬さではなく、
きちんと芯まで火が通り、尚且つ心地よく歯を押し返す反発が本当のコシなのです。
食べ物の嗜好はまったく個人的な事象なんで、
こちらの側からあぁ~しろ、こぉ~しろ言うのは好きではありませんが、
亭主が精魂込めて調製した汁や、茹で上げた蕎麦をぜひ素直に味わっていただきたいと思う次第でございます。

この蕎麦日記を読んで下さっている皆様にもご心配を掛けましたが、
新しいパートさん決まりました。
50代と20代、それぞれ越えたばかりのIさんとMさんです。
6月から新体制になりますが、不慣れゆえのご迷惑、
たくさんお掛けすると思いますがどうかご容赦願います。
小さい店ゆえパートさんの仕事は多岐に渡ります。
注文取り、調理補助、食器洗い、お会計などなど。
どんなに忙しくても優先すべきは茹で上がった蕎麦。
1秒でも早くお出しするよう務めていきます。
さて、5月も終わるというのにこの寒さはなんなんでしょう!
店の前の森の中から聞こえてくる鳥の鳴き声も、
雲雀や鶯から郭公に代わっているのにさっぱり気温が上がりません。
3・11を境に一層の温暖化防止や省エネが叫ばれていますが、
9時前に寝てしまい、4時には蕎麦を打ち始める毎日。
ましてやネオン街には無縁の生活を送る自分には何を今更の感。
年中無休のスーパー、24時間営業のコンビ二、
そんなもん、とっくの昔に要りませんて。
歳を取るにつれ朝が早くなるのは世の常。
3時過ぎには目が覚め、4時には厨房に出る毎日。
早く寝るからだと言われればその通りだが、
節電生活を随分前から実践してます。
何をさておき、先ず外に出る。
キャンプをしたことがある人には分かると思いますが、
朝目が覚め、テントの外に一歩出た時に身を包む山中の清冽な空気。
その感覚をここでは毎朝経験することが出来ます。
生まれたのは旭川。
海の匂いがする街沿いより、こんな山ん中の方が体に合っているのかも知れません。
いっ時そんな空気を吸った後は蕎麦打ちに掛かる。
その日の温度、湿度、蕎麦粉の状況、
加水の量は一定ではない。
蕎麦粉の一粒一粒に水を加える水回しから捏ねに至る作業は、
日頃の運動不足を解消する全身運動です。
その後の延しと切りは力を必要としない。
1日の営業約30人前の蕎麦に必要な1キロ半の蕎麦玉二つ。
要する時間は80分が目安です。
先日、千葉は『竹やぶ』店主、阿部孝雄さんの蕎麦打ちDVDが発売された。
希代の蕎麦打ちの名手、阿部さんの打ち様なんぞは絶対に見ることが出来ないと思っていたため即刻購入。
凄い!!の一言に尽きる。
15分かかるかかからないかで一玉を打ち終わる。
細部にとらわれず、旨い蕎麦を食してもらうために魂を込める。
良い手本が出来ました。
少しずつ試して行きたいと思います。
ますます朝が早くなるかもなぁ~。
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